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ロボットやAIに人間の仕事が奪われる【テクノ失業の恐怖】

来る「テクノ失業時代」をサバイブするには ……

 こうしたメディアに溢れる悲観論を鵜呑みにする必要はない――と断言するのは、AI研究の第一人者である野村直之氏。 「ここ最近、AIに起きたブレイクスルーとは次のようなものです。約1400万枚の画像の中の物の名前をAIに覚えさせていったところ、ある時点から、まったく新しい画像も含めてそれが何かをAIが自分で判別できるようになった。これ自体は大きな飛躍であり、人手では分析しきれない大量のデータ(ビッグデータ)を扱う際には強力なツールとなる。一方で“AIが人間を置き換える”とは到底言えないのも事実なのです」  現状でAIが得意とするのは、人の脳内の思考を模すというよりも、目や耳からの刺激が何であるのかを判定する能力、すなわち視覚や聴覚に相当する部分だという。 「だからと言って、現状のAIに人間一人の全人格がリプレイスできるわけではないし、その見通しすら立っていない。人の意識とは何か、モチベーションとは何か……そういったことが、まだまったくわかっていないのですから」  そんななかで、われわれが身につけるべきスキルとは。 「自意識や価値観を持たないAIは、丸暗記した対話シナリオ以外では『なぜ』を問うことができません。この“なぜ”を考えられる人であれば生き残れる。また、好奇心や健全な競争意識、健全な見えといった、人間らしいモチベーションも育ててほしいですね。それもまた、AIにはないものですから」 ※この記事は週刊SPA!5/31号の特集『[テクノ失業]の恐怖』から一部抜粋したものです <取材・文/江沢 洋 週刊SPA!編集部>
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週刊SPA!5/31号(5/24発売)

表紙の人/ 乃木坂46

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