日本スポーツ界、金メダル期待のハーフ選手たち。なぜ彼らは運動能力が高いのか?
<2016RIO→2020TOKYO メダルが期待される主なハーフ選手>
●サッカー
【オナイウ阿道】
’95年、埼玉県生まれ。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に誕生。正智深谷高から’14年にJ2千葉入り。身体能力を武器にするFW。リオ五輪代表候補で急激に評価を上げ最終メンバー入りを狙う。180㎝、74㎏
【富樫敬真】
’93年、米ニューヨーク生まれの横浜育ちで、関東学院大4年時の昨年8月に横浜FマリノスでJリーグデビュー。 名前の「けいまん」は両親の新婚旅行先がケイマン諸島だったことが由来。リオ五輪代表候補。178㎝、73㎏
●陸上
【ケンブリッジ飛鳥】
’93年、ジャマイカ生まれ。2歳のとき大阪に移住し、中学から陸上を始める。東京高、日本大を経てドーム所属。5月に100mで10秒10の自己ベストを出して、リオ五輪参加標準記録(10秒16)を突破。180cm、76kg
●ラグビー 【松島幸太朗】 ’93年、南アフリカ生まれ。父がジンバブエ人で、南ア・プレトリア出身。トップリーグのサントリーに所属し、今季のスーパーラグビーは豪レベルズでプレー。昨年のラグビーW杯でも主力として活躍した。175㎝、88㎏ ― 全日本[ハーフ選手]が金メダルを獲る! ―
【サニブラウン・アブデル・ハキーム】
’99年、福岡県生まれの東京育ちで、父はガーナ人。昨年の世界ユース選手権で100mと200mの2冠に輝き、200mでは王者ボルト(ジャマイカ)の同大会の記録を0秒06更新して脚光を浴びる。187㎝、74㎏。城西高3年。リオデジャネイロオリンピック代表の最終選考会を兼ねた日本選手権をけがのため欠場で、オリンピック出場は厳しくなった
【エドバー・イヨバ】
’97年、神奈川県生まれ。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。東京高2年時と3年時に100mでインターハイ連覇。4×100mリレーでは44秒48のジュニアアジア記録(日本高校記録)を保持。日本大1年。167㎝、56㎏
【高松望ムセンビ】
’97年、ケニア生まれ。3歳で来日し、母の出身地である大阪府に移住。’14年8月のユース五輪3000mで金メダル。161㎝、43㎏。妹の智美ムセンビも、JAAF「ダイヤモンドアスリート」に認定された有望株
●柔道
【ベイカー茉秋】
’94年、東京都生まれ。’16年全日本柔道体重別選手権(90㎏級)では2位に終わったが、実績を買われリオ五輪代表選手に。リオでは金メダルの期待がかかる。父は米国人。得意技は大内刈り。178㎝、90㎏。東海大4年
●バレーボール
【宮部藍梨】
’98年、兵庫県生まれ。’15年に高校生で唯一全日本入り。スパイクの最高到達点はエースの木村沙織を超える309㎝で、’20年東京五輪のエース候補。父がナイジェリア人。大阪・181㎝、63㎏。金蘭会高3年
●テニス
【大坂なおみ】
’97年、大阪府生まれ。3歳でテニスを始め、4歳で米国に移住。強烈なサーブを武器に、初の4大大会となった’16年全豪に続き、全仏でも3回戦進出。コーチでもある父はハイチ出身の米国人。180㎝、69㎏
●バスケット
【八村塁】
’98年、富山県生まれ。ベナン人の父譲りの身長202㎝の巨体ながらスピードあふれる動きを武器に、’14年の17歳以下の世界選手権で得点王を獲得。将来のNBA入りを目指して、今秋よりNCAAの米ゴンザガ大へ進学予定
●野球
【オコエ瑠偉】
’97年、東京都生まれ。楽天の野手では高卒ルーキーとして初めて開幕を1軍で迎え、5/31の阪神戦でプロ初ヒットを記録した。185㎝、90㎏。実妹の桃仁花(明星学園高)はバスケットボールU-17日本代表に選出
久しぶりのJAPANメンバーとの再会‼︎
— オコエ瑠偉 (@XxLouis_okoyexX) 2015年12月6日
取材での対談だけだったけど楽しかった
お疲れ様でしたpic.twitter.com/v1PxH0VMpn
●ラグビー 【松島幸太朗】 ’93年、南アフリカ生まれ。父がジンバブエ人で、南ア・プレトリア出身。トップリーグのサントリーに所属し、今季のスーパーラグビーは豪レベルズでプレー。昨年のラグビーW杯でも主力として活躍した。175㎝、88㎏ ― 全日本[ハーフ選手]が金メダルを獲る! ―
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