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バイリンガルは絶対にやらない「“英語が苦手な人”特有の頭の使い方」

 元プロボクサーの細川バレンタインと申します。第40代日本スーパーライト級王者ですが、パンチの打ち方などを解説しません。元外資系金融機関営業マン、会社経営などを経験してきた特異な経歴を踏まえながら、ビジネスや教育についてYouTubeなどで発信を続けています。

「英語学習はスポーツだ」

細川バレンタイン 私は英語と日本語を話すことができるバイリンガルです。宮崎県宮崎市の生まれですが、生後すぐイギリスの植民地だったナイジェリアで、7歳まで育ちます。ですから、最初に話した言葉は英語です。  そして、7歳から14歳まで祖父母と宮崎市で暮らし、そこで日本語を覚えます。不思議なことに、14歳のときには英語がなぜか話せなくなっていました。  14歳でナイジェリアに戻るのですが、戻って2か月くらいでしょうか? またすぐに英語がスラスラ話せるようになり、私はこのときから同時に2か国語を、同じレベルで話せるようになったと記憶しています。  20歳の時にまた日本に戻り、25歳でプロボクサーになり、36歳で日本チャンピオン、40歳で引退をしました。そんな私の幼少期から今までの経験をもとに私の考える「英語学習とは?」について、お話をしていきたいと思います。

バイリンガルはどう使い分けているのか?

 日本にいるとよく聞かれることがあります。 「バレンタインは、英語と日本語のどちらで考えてるの?」と。  そんなことは誰しも当たり前に気づいていると思っていましたので、この質問をされる度に最初は不思議でならなかったのを覚えています。  しかし、どうやら日本語しか話せない人にとっては、「日本語を話す」という行為は、「日本語で思考」したあと、「日本語を発する!」という脳内プロセスだと理解していることが多いとわかりました。
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多くの日本人が英語が苦手な理由は…
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