大坂なおみだけじゃない! 各界で活躍するすごいハーフたち
今月9日に開催された全米オープン女子シングルス決勝戦にて、大坂なおみ(20歳) が、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36歳)を打ち破り優勝。日本人初となるシングルスでのグランドスラム(テニス四大大会)制覇と、アジア勢初の全米優勝というW快挙を成し遂げた。
世界で活躍するハーフの日本人と言えば、プロ野球選手のダルビッシュ有(32歳)を思い浮かべる方も多いだろう。イラン人である父親譲りの端正なルックスと、190cmを超す高身長。そしてメジャーリーグで通用する高いレベルのピッチング技術を兼ね備えた、まさに“天が二物を与えた”ような存在だが、幼い頃はハーフであることをコンプレックスに思っていたという。それゆえに日本国内で活躍することに強いこだわりを抱いており、過去には「メジャーに行くなら野球を辞める」とまで宣言していた。
しかし、ダルビッシュのピッチングは、もはや国内に敵ナシといったレベルにまで到達。より強い相手を求め、メジャー行きを決意したそうだ。2012年にメジャー入りして以来、今なお数々の記録を樹立し続けている。
ハーフのアスリートとして、ジャマイカ人の父を持つ陸上選手のケンブリッジ飛鳥 (25歳)も挙げておきたい。2016年のリオデジャネイロオリンピックの400mリレーではアンカーを務め、日本を準優勝に導いた、日本陸上界期待の星だ。2020年に開催される東京オリンピックでも、彼の勇姿が見られることを期待したい。
ちなみに、ケンブリッジが陸上競技を始めたのは中学生になってからのこと。小学生の頃はサッカーに打ち込んでいたのだが、そこでも類稀なる才能を発揮していたらしい。もちろん当人のたゆまぬ努力があってこその結果であることは間違いないが、やはりジャマイカ人のDNAはスポーツ万能遺伝子なのだろうか。
今回偉業を達成した大坂は、ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたハーフということでも話題となった人物だ。しかし、彼女のほかにも、日本で、そして世界で活躍するハーフの日本人はたくさんいる。今回は、スポーツ界はもちろん、さまざまな業界で活躍するハーフの有名人たちを紹介しよう。
ダルビッシュ有…イラン人と日本人のハーフ
ケンブリッジ飛鳥…ジャマイカ人と日本人のハーフ
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