雑学

「医療不信ブーム」に踊らされるな! “賢い患者”になるための3か条

過熱する[医療不信]が危ない! 今、「医療不信」が話題だ。各週刊誌で取り上げられ、賛否を巻き起こしている。そんな過熱する「医療不信」報道に踊らされないためにどうすればいいのか。まずは「副作用が危険」の認識を改めることが望ましいだろう。

「たとえ世界中で1例しかないような副作用でも、製薬会社は副作用と記載している。そのくらい厳格に薬のリスクは管理されている。過剰な心配は無用です」(五本木クリニック院長の桑満おさむ氏)

 そもそも体に優しいとされる「漢方薬にも、最悪の場合、死ぬような副作用もある」(内科認定医の高橋宏和氏)ほどだ。

「また、クレストールが横紋筋融解症を引き起こす可能性があるとされていますが、これは1000人に1人という極めて低い確率。しかも横紋筋融解症を起こすのはクレストールだけではない」(同)

 これ以外にも「ロキソニンも消化器官への負担が大きいとの噂がありますが、長期連用を避ければリスクは低い」(同)など、危険とされているが、実は安全な薬は存在するので、そのリストと詳しい解説は下記の<本当は危険じゃない薬>の一覧で確認してほしい。

情報過多だからこそ専門家への相談が必要


 また、情報の取捨選択も欠かせない。身近なネットとはどう付き合うべきなのか。

「個人サイトなどは誰でも作れてしまうし、間違った情報の訂正もなされないことが多い。たまたま検索の上位に引っかかった記述を素直に信じるのは最も危険です。がんの場合なら『厚生労働省』や『癌研有明病院』、『国立がんセンター』といった公的な団体のサイトで確認すべきです」(高橋氏)

 また、信頼できる主治医を見つけることも大事だ。セカンドオピニオン活用も視野に入れていこう。

「医療記事で気になるところがあったなら、すぐに主治医や専門家に判断してもらいましょう。患者は一人ひとり違う存在であり、薬の効果も専門家が個別に判断する必要があります。それでも不安が拭えないなら、セカンドオピニオンを利用し、納得できるまで受診しましょう」(内科医のNATROM氏)

 医療や医師に対する不信感を持つこともあるかもしれないが、そんなときこそ基本に立ち返り、自分自身が納得できる医療を受けられるように心がけたい。

<賢い患者になるための3か条>
1.すべての薬には副作用があると心得よ
2.ネット情報は最も危険。ソースは公的な団体に
3.不安事は主治医に相談。納得できるまで受診を

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「本当は危険じゃない薬」一覧

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3分診療時代の長生きできる受診のコツ45

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