更新日:2017年03月17日 23:01
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見ていなくても5分でわかる今年のF1。世界最速!? 2016年F1トピックス ベスト10

 史上最多の全21戦で争われる2016年F1選手権もシーズン佳境に入り、残り6戦となった。次戦マレーシアGP(9月30日~10月2日)後には、いよいよ待ちに待った日本GP(10月7~9日/鈴鹿サーキット)が開催される。そんな鈴鹿に早くも思いをはせながら、無料放送がなくなって以降、F1からちょっと遠ざかっている人のために、日刊SPA!編集部が独断で選んだ今年のF1業界10大ニュースをランキング形式で紹介する。

第10位 シンガポールGPにリザード出現!

 日本に遅れること2週間、シンガポールでは8月6日に配信が開始されたポケモンGO。お台場の”ラプラスダッシュ”に負けず劣らず、シンガポールも熱い! ショッピングモールでたまたまポケモントレーナーの大群に遭遇したジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)は、その動画を自身のインスタグラムに投稿して「彼らにF1にも興味を持ってほしい」と訴えかけたほど。さらに第15戦シンガポールGP土曜フリー走行3回目には、コース上にレアポケモンならぬ本物のリザード(大トカゲ)が出現! コースを横切る雄姿が全世界に放送された。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1207614

「There’s a giant lizard on the track!(大トカゲがいるよ!)」。遭遇したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は無線でチームにこう伝えた 写真/F1.com

●リザード出現はこちら(動画リンク F1公式サイト) https://www.formula1.com/en/video/2016/9/FP3___There_s_a_giant_lizard_on_the_track__.html

第9位 アップルがマクラーレンを買収?

 9月21日、アップルがマクラーレン・テクノロジー・グループを買収(2000億円規模)あるいは出資のための交渉を行っていると英『フィナンシャル・タイムズ』が伝えた。マクラーレンはすぐさま報道を否定したが、交渉は数か月に渡って継続中とも、すでに頓挫したともいわれる。アップル様、たとえ買収しなくてもマクラーレン・ホンダのタイトルスポンサー(メーンスポンサー)の座はどうですかね? 2013年限りでボーダフォンとの契約が切れ、それ以来マクラーレンのタイトルスポンサーは空位のまま。「アップル・マクラーレン・ホンダ」が実現すれば、アンドロイドユーザーのホンダF1ファンが大挙してiPhoneに乗り換えるでしょう。年間50億円、安いもんでしょ?

第8位 まばたき厳禁! ピットストップ夢の1秒台へ突入!

 あまりにも速すぎて、何が起こっているかわからない! 6月に行われた第8戦ヨーロッパGPで、ウィリアムズ(イギリスの名門チーム)がフェリペ・マッサのピットストップ(タイヤ交換)で史上最速の1.92秒のタイムを叩き出した! ちょっと前のF1では3秒台でも速いと言われていたのに、現在、2秒台前半は当たり前。そしてついに2秒の壁を突破した! 第15戦シンガポールGP終了時点でのピットストップランキングは、1位ウイリアムズ1.92秒(ヨーロッパGP)、2位レッドブル1.98秒(イタリアGP)、3位ウィリアムズ2.00秒(ドイツGP)。今シーズンより創設されたピットストップ賞では、ウィリアムズが一糸乱れぬ芸術的なピットストップ作業を連発して開幕9連勝を含む15戦11勝! ピットストップ驚速王に君臨している。

ウィリアムズには日本人の白幡勝広メカニックが在籍する。バルテリ・ボッタスのマシンを担当し、ピットストップ時には右リアタイヤをはめる人 写真/Williams

●世界最速ピットストップはこちら(動画リンク DHL Fastest Pit Stop Award公式) http://www.youtube.com/watch?v=7VCYBtx6h4g
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