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リングマスターからストーンコールドへ――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第220回(1996年編)

WWEオフィシャル・パブリシティ・フォト

頭をツルツルに剃り上げ、新ニックネーム“ストーンコールド”にイメージチェンジしたスティーブ・オースチン。1年後にはアメリカじゅうがひっくり返るくらいの超売れっ子スーパースターに変身するのだ(写真はWWEオフィシャル・パブリシティ・フォトより)

 “ストーンコールド”スティーブ・オースチンが“ストーンコールド”スティーブ・オースチンに変身したのは1996年2月、WWEデビューから3カ月後のことだった。

 WWEが新顔のオースチンのために用意したキャラクター(ニックネーム)は“リングマスター”で、これは“プロレスの達人”というニュアンスを表していた。キャリア6年、31歳(当時)のオースチンは、まるでキャリア20年のベテランが醸し出すような独特のリズム感をごく自然に身につけていた。

 テキサス州ダラスの“クリス・アダムス・レスリング・スクール”でクリス・アダムスからレスリングの手ほどきを受け1989年にダラスUSWAでデビューし、1991年にWCWと契約。

 WCWには約3年間在籍したが、ケガでDL(故障者)リスト入りして欠場中にエリック・ビショフWCW副社長から解雇通告を受け、フリーエージェントの立場でECWのリングを短期サーキット後、1995年12月にWWEと正式契約を結んだ。

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WCWでのリングネームは“スタニング”スティーブ・オースチン

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