豚汁に焼きマシュマロ…寒いからこそ楽しい「大人の焚き火」
子供の頃、誰もが一度は体験した焚き火。そんな焚き火が今、アウトドア好きな大人の間でブームになっている。子供の頃とは違った大人の焚き火遊びはどんなものなのか……。アウトドアの達人に焚き火の醍醐味と楽しみ方を聞いた。
炎のゆらぎを見つめながら温かい料理と酒があれば、これ以上ない贅沢な空間に早変わりだ。冷え込む夜の森で小さな宴を開けば極上のひとときが訪れるだろう。そんな焚き火のひとときを更に快適にするワザをアウトドアコーディネーターの三浦晋哉さんに聞いた。
「タープは日差しや突然の雨を避ける屋根としての実用面に加えて、プライベートリビング空間を演出することで、リラックス効果をもたらします」
特にオススメなのは、tent-Mark DESIGNSから発売されているタープ、Takibi-Tarp TC wingだ。難燃性素材を用いており、火の粉による穴が開きにくいので焚き火には最適だ(※防炎加工ではないので、必ず3mほど離して使用)。
そして真打ちの焚き火台。一番人気に推されているのはsnow peakの焚き火台だ。サイズがSからLまで揃っており、バーベキューもできる別売りキットもあって汎用性が高いと評判。そんな焚き火を盛り上げる調理キットは、無骨な鉄器のワイルドさは男心でくすぐるダッチオーブンに決まりだ。
「ダッチオーブンはアメリカ西部開拓時代から使われているアウトドア料理の定番アイテム。蓄温性の高い鋳鉄製なので、不安定な焚き火の火力でも食材にしっかり熱を伝えてくれます」
ダッチオーブンを吊すのにうってつけのアイテムは、CAMP MANIAのファイヤーハンガーだ。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1221514
「表面に凸凹の節がついた鉄棒を地面に打ち込み、もう一本の鉄棒を横に固定するだけというシンプルな作りは衝撃的でした。まだメジャーではないので、使っていると周りの見る目が変わりますよ」
焚き火台の周りを囲むテーブルもできれば用意したい。酒や料理の置き場に困らないだけではなく、子連れで焚き火を囲む際は安全柵の役割を果たしてくれる。
しんと冷えた森の中 そこには焚き火の醍醐味がある
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