風俗業界大手サイト『MAN-ZOKU』の“VR風俗体験プレイ”はどれだけ凄いのか
一般向け/成人向け、両方の最新VRコンテンツが体験できるイベント「Amusement VR Show(AVRS)」が、5月3日(水・祝日)に開催された。
最近ではアダルトVRコンテンツの参加型イベントは、毎回かなりの参加者が集まる一大人気イベントとなっている。今回、取材班がこのイベントに足を運んだ最大の目的は、風俗案内サイト『MAN-ZOKU』のブースだ。
ここでは、VR動画による風俗嬢案内サイト『マンゾクVR』を実際に体験できる。これは実際に風俗店に在籍する女の子の紹介VR動画を、スマホと専用ゴーグルを用意するだけで楽しめるというもの。
AVならまだわかるが、風俗情報サイトがなぜVRを始めたのか? その理由は、こちらのブースでゴーグルを装着させられた瞬間、すぐに悟ることができた。
ゴーグルを装着して、いきなり眼前に広がっていたのは、ラブホテルと思われる場所のお風呂。360度、あらゆる視界がお風呂なので没入感は説明するまでもない。少し右横を見ると、ゴーグルを装着する前にニコニコ笑っていたルミカちゃんがいるではないか!
ルミカちゃんは、デニムのショーパン1枚でバスタブの上に立ってこちらにフリフリとお尻を向けてくる!!しかも、お尻にローションが塗られててみずみずしい!これはエロい!
…そうか、いま俺はヘルス店の体験プレイ中なのか!(注・ゴーグルの中の映像です)
もちろん、ゴーグルを装着しているので、眼前に広がる光景があくまで映像の中で起きていることはわかる。だが、単にブラウザで動画を見ているときとはまったく違う感覚に襲われるのだ。
その状況、「映像」と「現実」でどちらが近いかと言えば、「現実」に近い。いま装着しているゴーグルに加えて、何かおっぱいのようなぷにゅぷにゅした触れるものが目の前にあったとすれば、よりその感覚は強くなるだろう。
そこでようやく風俗情報サイトが始めた理由がわかった。つまり、このVR映像を見ると、自分が風俗店の客の気分になれてしまうのだ。従来の風俗店のHPにあるプレイ紹介動画は、あくまでお店のプレイ内容の動画を“見る”というものだった。それに対し、VRで見る体験動画は、動画を見るというよりは、プレイを“体験する”に近い。
結果、エロ動画を見てる気分というよりはホテルでルミカちゃんと会ったら、こんなことさせてくれるんだな~とムフフな気分にさせてくれる。
そして、当然ながらこの臨場感は客が店に足を運びたくなる強い動機を与える。
「臨場感のあるVR動画を見ていただくことで、店のHPや女のコの写真を見るだけにとどめて店に足を運ばない潜在的なお客様を、『ここまで凄いなら、このコに会いたい!』と店に足を運びたくなる気持ちにまで変化させるのではと期待しています。それから、実際の女のコとVRゴーグルの中で会えるので、風俗店選びに“あるある”なパネマジ問題が解決できます」(担当者男性)
こうした点からも、店に遊びにいったときの正確なイメージを浮かべやすいのだ。つまり、風俗業界におけるVRコンテンツのプロモーションは、現実の店舗から客を遠ざけるのではなく、むしろ逆に「現実に会いに行きたい!」と近接性を求めるニーズを増やしていくのだ。
現在、『マンゾクVR』では200本以上の動画を全作品無料配信しているが、同社は今後もその本数を増やしていき、独自の“VRカタログ”を提供していくという。
また、イベントの会場にはアダルトVRイベントの定番人気を誇るVRJCCが製作した世界初のVR専用アダルトゲーム「なないちゃんとあそぼ!」の体験コーナーや、フェチをマニアックに追求してきたAVメーカー「フェ血ス」のブースも。「フェ血ス」では密着レンズを多用したVRのAV作品を販売、サンプル動画を無料で視聴できた。
「DMM.R18」などでも、VR作品がランキングの上位に入ることも珍しくないが、AV以外にもアダルト業界でのVR動画の新しい活用方法は、これからまだまだ出てくるのかもしれない。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
『MAN-ZOKU』がVR風俗体験を始めたぞ
VR風俗ではこんな世界が広がっていた
風俗店HPの紹介動画とは何が違うのか?


こちらは二次元VRエロゲ「なないちゃんとあそぼ!」の体験ブース。スマホを取り付けたダッチワイフ風の”ボディ”にピストン運動をかませば女子校生「なないちゃん」もそれに合わせて自然に反応。体験者が5分くらい腰を動かすとイカせることもできるらしいが、その様子は極めて滑稽かつアヴァンギャルドだ
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