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RPGを心の底から楽しんでいたあの頃に、ふと戻れるファンタジーRPG

戦闘中に突然ひらめく「覚醒」がアツい!

⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1348327 アライアンス・アライブ バトルはシンボルエンカウント方式で、パーティは最大5人のターン制コマンド式。4倍速の早送りもできて、サクサクとテンポよく進みます。そしてバトルの最高の隠し味となっているのが「覚醒」! 『レジェンド・オブ・レガシー』にもありましたが、戦闘中に一定の確率で「覚醒」というエフェクトが入り、武器種に付随した「竜巻斬り」「スクリューチャージ」といった新技をひらめきます。どのタイミングで習得するかは未知数なので、言ってみればすべてのバトルがパワーアップのチャンス。昔、スーファミで『ロマンシング サ・ガ2』の「閃き」システムが好きだった私にとっては、たまらないシステムです。  もうひとつ、バトルとは別にNPCを集めて「ギルドタワー」を発展させるサブ要素もポイントです。ギルドには「諜報」「図書」「鍛冶」「戦術」「印術」の5種類があり、ギルドタワーの周辺では戦闘時にそれぞれの支援効果を受けられます。このギルドタワーの建設・発展はクリアに必須というわけではないようですが、ハマる人はどっぷりハマりそうな要素です。 アライアンス・アライブ ぬくもりを感じる水彩画テイストの世界観に、こだわりのバトルシステムとやり込み要素。新作として果敢に攻めている部分もありますが、“戸棚を調べて小銭をゲット!”とか、“キャラ同士のちょっとゆる~いイベントシーン”とか、“ダンジョン内の石像の仕掛け”とか、伝統的なRPGのお約束も入っています。最近、すっかりRPG熱が冷めてしまったという人は、まずは体験版をDLして冒険心を覚醒させてみては? 【卯月鮎】 ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン (C)FURYU Corporation.
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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