女性たちがドン引きした「イケメンなのにモテない男たち」
その他にも、コンパ後にメールをエンドレスに送ってきた男性もいたようだ。Sさん(33歳)が異業種交流会で出会ったのは30代前半のSEの男性。スラッとした細身で、俳優の岡田将生に似たきれいな顔をしたイケメンだ。彼とはその場でメールを交換し、メールのやりとりはその夜からはじまったという。
「とにかくカッコよかったので、メールが来た時はうれしかったですね。色んな人とメールを交換していたみたいで、自分には来ないだろうと諦めていたので。メールはその飲み会が終わって2時間後くらいから始まりました。最初は『今日は楽しかった。次また飲みに行こう』といったメールだったんですが、どんどん質問が増えてきて、『どこに住んでるの?』、『職場はどこ?』など、さらには『ドラマは何見てる?』、『猫と犬どっち派?』といったどうでもいいような質問メールがエンドレスで続いて……。最後には『今日はもう寝ます。おやすみなさい』といった内容で終わらせました。
あんなイケメンが自分に興味を持ってくれたのが嬉しかったので、後日もできる限りメールは返していました。でも、最後までご飯に行こうと誘ってこなかったんですよね。こんなに質問しといて待ちの姿勢ってところが、しんどくなっちゃいました。結局2週間ぐらいの間、毎日2~3時間はメールをしていましたね……。顔だけに引っ張られた、あの無駄な時間が悔やまれます」
イケメンだから、デートまではこじつける。しかしデートは2回目以降に続かない理由は、やや人格を疑う破天荒さが目立った。イケメンだから許されるものも、限界があるようだ。非イケメンがイケメンに勝つためには、これらを参考に何事も程よく堅実をモットーに、女性にアタックするといいのかもしれない。
取材・文/藤 文子
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