騙された? 過去にあったフェイクニュース8連発――上原多香子がAV出演、STAP細胞の特許申請…
●5 ソウルで日本人女児が強姦され犯人は無罪
…信じた 44人/信じなかった 4人/わからない 2人
今年1月、韓国で日本人女児がレイプされたと「大韓民国民間報道」(現在は閉鎖)が報じ、SNSで計1万8000件以上シェアされた。だが続報はなく、発信元の運営者はフェイクニュースであると認めた。
文面から漂う雰囲気から「またネトウヨの嘘ではないか」と警戒する人も少数いたが、SPA!が調査した44人に関してはほとんどが嘘を見破れなかった。多かったのは「韓国ならば何が起きても不思議じゃない」という意見。確かに、韓国には国民感情に司法判断が左右されがちなことを揶揄する「国民情緒法」なる言葉もあり、無罪になることもあり得るかもしれないが……。男女問わず年齢が高い人と高学歴な人が、自信満々で答える傾向にあった。インテリは騙されやすいのか!?
●6 福島の山林火災で放射能が拡散
…信じた 39人/信じなかった 9人/わからない 2人
4月29日、福島県浪江町の十万山で山火事が発生。和歌山県の「紀伊民報」が放射線物質が拡散される恐れがあると言及。さらに「Sputnik日本」がカナダの山火事の写真を用いて同じ内容を拡散。
山林が燃えているショッキングな画像と「福島」「放射性物質」という単語も相まって、階層問わず条件反射的に信じてしまう人が多かった。そもそも放射性物質が火災でどの程度拡散するのか、一般人は知る由もないため「大変ですね」(34歳・アルバイト)以上の感想はなかなか出てこなかった。知人が除染作業に関わっているという人は「拡散はありうると聞いている」(39歳・会社員)と話した。信じなかった人には「ハッシュタグが付きすぎて変」(38歳・自営業)という意見も。
●7 グルテンフリーはダイエットと美肌に有効
…信じた 17人/信じなかった 13人/わからない 20人
パンや小麦を食べないことで痩せるとされるグルテンフリーダイエットだが、もとは小麦アレルギー疾患のための食事療法。根拠がなく、健康な人の減量目的には意味がないことが判明している。
20~30代の女性を中心に調査。「オーガニック系は信用できない」と一顧だにしなかった人を除き、信じると答えた人は「やってみないとわからないから疑わない」、「美容に良さそうなら信じて損はない」と肯定的。
また、情報を信じるときの基準は「有識者の書いた本」だと話す女性(25歳・受付)は「グルテンフリー本が出ているから信じる」と回答。普段から親や上司の言葉には無条件に従うタイプであると言い、情報の認知に権威主義が関わっていることが窺えた。
●8 米アーカンソー州の18歳の少女が実の父親と来週結婚
…信じた 5人/信じなかった 17人/わからない 28人
アメリカのフェイクニュースサイト「Now8news」が、アーカンソー州に住む少女が18歳の誕生日に実の父親と結婚すると報じた。アメリカでは近親婚は禁止されているため虚報であるのは一目瞭然。
まず原文が英語である点で興味が失せたのか、「よくわからないという」意見が多数。それを除くと、信じなかった人が多い。理由は「不快だから信じる気にならなかった」(33歳・会社員)、「ありえないから」(38歳・主婦)など。快・不快も信じる際の基準になっているのかもしれない。それでも信じた少数の人は「アメリカならありえる」と主に先入観で判断していた。また、発信源がフェイクニュースサイトである点には誰も言及しなかった。ここにも、言葉の壁があるのかもしれない。
※各項目ごとに、街頭・ネット・ライターの人脈から50人の回答を抽出
―フェイクニュースに騙される人の特徴 ―
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