おっさんより20代サラリーマンの方がキャバ嬢に嫌われていた!初心者客がやらかす5つの“勘違い行動”
忘年会・新年会シーズンのこの時期、普段は縁のないキャバクラに連れていかれる20~30代の若手サラリーマンも少なくないはずだ。しかし実は、「若いサラリーマンこそ厄介な客です」とは歌舞伎町のキャバクラ“C”で働く亜里沙さん(24歳・キャバ嬢歴4年)。
一見、おっさんのほうが若いキャバ嬢には嫌われそうだが、実際は“客としてのルール”がわかっていない若手サラリーマンのほうが、キャバ嬢からは嫌われていたのだ。
都内で働くキャバ嬢に、20代サラリーマンが口にしがちな勘違い行動を聞いた。ベスト5形式で紹介しよう。
キャバクラではハウスボトルが用意されるが、それはあくまで客用であるためキャストは飲んではいけないことになっている。そのため、キャストは席に着くと「ドリンク頼んでいいですか?」「私たちも一緒に乾杯していいですか~?」と聞くのだが、そのルールがわかってない初心者はこのような返事をしがちだという。
「『俺、会社の二次会で連れて来られたんだよね』と、ドヤ顔で言ってきた麒麟・川島似の27歳リーマンにハウスボトルを飲むように言われました。彼の上司に付いたキャストはドリンクを頼んでたのに、私だけ延々と水を飲まされました」(26歳・湯島M勤務)
この客はキャバクラのルールを知らなかったとのことだが、中には悪質な例もある。
「『お店のルールで(ハウスボトルは)飲めないんです』と説明したところ、『別にバレないでしょ』『怒られたら俺から言うから』という悪質な客もいます」(24歳・歌舞伎町B勤務)
20代サラリーマンは、プライベートでキャバクラに足を運ぶ習慣がなく、キャバクラのルールやシステムを理解していないことによるトラブルが発生しやすい。
「『もっとお話したいから、ここにいていいですか?』というのは場内指名を取る際の常套句。でもその意味が通じておらず、会計の時に『あのコが俺といたいと言うからいさせただけだよ!俺は場内指名はしていない!』と揉めたことがあった。カネもらわないのになんでオマエと一緒にいなきゃなんねーんだよ」(24歳・歌舞伎町C勤務)
「場内指名したキャストが、本指名の客席に付くために席を離れたことに立腹した客がいた。風俗のように、90分ずっと一緒にいられると思っていたみたい。激安風俗のサンキューでもいっとけ」(22歳・池袋G勤務)
こちらのセリフ、40代以上の客からは聞かれないセリフだが、キャバクラデビューしたばかりの若手サラリーマンからはよく聞かれるという。
「特に、大手企業に勤めている恋愛偏差値が高そうな男に多いですね。自分に自信があるんだろうけど、こちらはあくまで仕事なので……。合コンしてもいいけど、時給いただけますか?って言いたい」(25歳・錦糸町G勤務)
「座って5分で『冴えないオジサンだったらともかく、俺ら同世代じゃん? 友達として合コン開いてよ』って言われました。悲壮感漂うおじさんはそんな厚かましいこと言わないだけマシ」(27歳・新橋M勤務)
一方で、実際に合コンを開催したという声も聞かれた。
「大学生キャバ嬢だった頃、合コンしたら店に行くと言われて、参加したことがあります。実際に後日、合コンの男子メンバー全員でお店に来てくれました。でも、エッチとかそういうのは一切してない」(26歳・歌舞伎町C勤務)
「このセリフを聞いた瞬間、接客をする気なくなる。ていうかそれを今言ってどうする? 再来店の可能性が低い客には、エネルギーを使いたくない」(21歳・渋谷B勤務)
「上司に連れてこられた様子の27歳のハライチ・澤部似の客が、私が何を聞いてもろくに答えず、『俺、あんまこういうとこ来ないんだよね』と。やりづらいなと思っていたら、その上司が『女のコと楽しむ気が無いなら、一人で飲んでろ!』と喝を入れてくれました」(22歳・新橋B勤務)
「スマホ画面がバリバリに割れてるサッカー日本代表の岡崎慎司似の若い客から、『キャバクラ行かないタイプなんだけど、俺らすごい話合うし、プライベートで会おうか』と言われて衝撃を受けた。会話が盛り上がったのは、仕事だからです。あとiPhone直せ。初回フリーのくせに調子のんな」(22歳・赤坂H勤務)
初心者キャバクラ客の勘違い行動ベスト5
5位:「ドリンク頼みたいの? (ハウスボトルを指差して)じゃあ、これ飲めば?」
4位:「今度、合コンしようよ」
3位:「俺、あんまりキャバクラに行かないんだよね」
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