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絶滅寸前!? 「フロッピーディスク」が意外なところで使われていた

フロッピーディスクは今、どんな層に需要があるのか?

floppy

FDはちょっとしたデータ保存に便利なため、編集部でもまだまだ利用者は多い

 ’90年代、データの保存や受け渡しと言えばフロッピーディスク(以下、FD)によるものが主流だった。しかしコンピュータの小型化と性能向上に伴い、扱うデータ容量も大きくなっていき、光ディスクドライブがPCそのものに標準搭載された’00年以降、徐々に廃れていった。  そして’09年春には日立マクセルと三菱化学メディアがFD製造から撤退。最後まで粘っていたSONYも’11年3月に製造中止に踏み切った。  とはいえ、Amazonで「フロッピーディスク」と検索すれば、まだまだ多数の商品があるのは現実。中でもSONY製のFDがよく売れているため、もしや製造再開したのではと同社に問い合わせてみると「それはありません。現在出回っている商品は、量販店の在庫です」(広報)とのこと。  一方、この状況にもかかわらず’14年にFDドライブを新発売したのがパソコンやスマホの周辺機器メーカー「オウルテック」である。その理由を聞いてみると……。
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極秘文書の受け渡しに便利
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