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19歳にして26連勝無敗!格闘技界の革命児、那須川天心「これからも絶対に負けません」

 キックボクシング界の“神童”、那須川天心選手をご存知だろうか? 小学6年生でキックボクシングに出会い、アマチュア戦績は105戦99勝5敗1分、高校1年生の夏にプロデビューし、史上最年少の16歳でRISEバンタム級王座を獲得。その後、26連勝無敗というとんでもない快進撃を続けている。19歳にして、日本の格闘技界を変えるにちがいないと言われている選手だ。

那須川天心選手

RISEバンタム級王者/ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者。キックボクシング:21戦21勝、MMA:4戦4勝、ミックスルール:1戦1勝(’17年11月現在)

19歳が語るプロとしての「覚悟」


 まさに“神童”たるにふさわしい戦績を誇る那須川選手だが、「実は最近まで『神童』という言葉の意味を知りませんでした。なんとなくよい意味なんだろうな、とは思っていましたが……」と、19歳らしい一面をうかがわせる。

 しかし、那須川選手のプロ意識の高さはとても19歳とは思えない。アマチュアでもプロでも素晴らしい結果を残している那須川選手だが、「プロとアマチュアでは全くちがう競技です」と言い切る。

「アマチュアは防具を付けるし、守られている存在です。それに対し、プロは一発もらったら倒れてしまいます。アマチュアとちがって、一瞬たりとも気を抜けません。プロは生きるか死ぬかの闘いなんです。周囲の応援してくれる人やスポンサーのためにも負けるわけにはいきませんですし」

那須川天心選手

格闘技について話し始めると19歳らしいあどけない表情がプロの格闘家の表情に……

 毎日のトレーニング、試合が命懸けだという那須川選手。これほどまでに自分を追い込むのは、ある野望のためだという。

「『格闘技』を『野球』や『サッカー』のようにメジャーにしたいです。海外では格闘技の選手だと言うと尊敬されますが、まだまだ日本だとそうはいかない気がします。なんとなく元不良がやっている、みたいなイメージだと思うんです。そんな格闘技のイメージを変えていきたいです」

 格闘技のイメージを変えたいと思い始めたのはいつごろから?

「ベルトを取って、防衛をして、周囲の反応が変わったことで、そう思うようになりました。憧れていた『K-1』や『PRIDE』の全盛期のころのようなブームを、自分が先頭に立って作っていきたいです。そのためには試合で勝つだけではダメだと思っています。ニュースにならないといけません。SNSでバズらせるような試合をしたいです。これがあるのとないのとでは全くちがいます。強いだけではこの先活躍していけないでしょう。もちろん試合で勝った上でのパフォーマンスでないと意味はありませんが……」

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どんどん試合して壁をぶち破りたい

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覚醒

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