『モンスターハンター:ワールド』は海外でも大ブレイクし、グローバルメジャータイトルの仲間入りなるか?
はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジンゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
システム的な『モンスターハンター:ワールド』の目玉は、エリア間の切り替えを感じさせないシームレスで高密度なフィールド。捕食、縄張り争いなどモンスターたちがそれぞれに影響しあい、よりリアルな生態系が築かれています。
しかも、クエスト中の装備変更や自然環境を利用した狩りでの立ち回り、落ちている木の実を打ち出すスリンガーの導入などプレイヤーがやれることも増えています。「狩りのために作られた世界」から、「リアルな自然環境のなかでの狩り」というベクトルの転換が伺えます。
一足先に体験しましたが、ビジュアルも空気感がしっかりあり、モンスターたちもまさに生きているかのよう。迫力も満点で、自然のなかでワイルドな狩りをしている感覚がビシビシと伝わってきます。それでも基本的な『モンハン』の面白さはそのまま。従来の作品がリッチになったという感じでしょうか。
今まで据え置き機は持たず、もっぱら携帯機で『モンハン』のマルチプレイを楽しんできたというライト層が、どのくらいPS4のオンラインプレイに流入してくるのか。国内ではこのあたりのユーザー動向にも注目です。
※カプコン公式サイト・ミリオンセールスタイトルページ及び2017年3月期第2四半期 決算説明会資料より
【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『1
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