アジア5か国の日本人キャバに潜入した女性ライター「実は旅行者のほうがイイ思いはできるかも」
「個人的にはタイなら何回でも働きに行きたいです(笑)。現地慣れしている外キャバ嬢なら、ガイドブックに載ってないローカルなレストランやディスコ、普段、男性が行かないゴーゴーボーイなんかも連れていってくれるかもしれません。ゴーゴーボーイには、男数人が前列の男に挿入しながら歩く“人間ムカデ”というショーがあって、盛り上がることうけあいです。控えめに言っても楽園ですね。
ベトナムのガールズバーは私が体験した中では一番盛況でした。ベトナム人のキャストもいて日本語はペラペラ。ベトナムは東南アジアでは珍しく自国産の焼酎が米、芋、麦と揃っていて、洋酒かビールかの二択に辟易しがちな外キャバでは嬉しい。屋台のフォーを食べ比べるのもオススメです。
カンボジアはディスコが最高です。昔流行ったサイケやゴアが流れるし、酒も約100円と安い。あと、ダシの効いた牛モツベースのスープに、野菜の甘さと旨味が染み込んだチュナンダイという鍋は激ウマでビールが何杯でも進みます。現地の外キャバ嬢なら美味しいお店を知ってるハズなので、教えてもらうついでにご馳走してあげるのもいいです」
逆にいまいち好きになれなかったのがシンガポールと香港だという。
「シンガポールはとにかく物価が高い。あと、女のコのタイプもユルく外キャバ生活を楽しんでます……というノリではなく、『シンガポールで9か月働いています! いつか自分で国際的な仕事をしたいです』と明らかにパトロン探す気満々のコが多い。心底、息苦しさを感じました。
香港はキャストのレベルは高いけど、ちょっと物騒というか……。お客さんも半グレや、薬物常習者のオーラを出してる人が多い印象です。警察に踏み込まれたのも香港だけでした。香港で女のコと飲みたいなら、フィリピンパブのほうが楽しいと思いますよ」
一口に外キャバといっても、お店のシステムはもちろん、客や働く女のコの特徴はそれぞれ異なる。日本ではなかなかお目にかかれない、カオスな珍客との遭遇やアングラ盛り場情報、外キャバ嬢ならではの怪しい私生活まで、ディープなエピソード満載の本書、興味のある方は、是非、覗いてみてほしい。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
発売記念トークイベント
2018/04/05(木)
19:30~21:30
歌舞伎町ブックセンター
https://ayumikawano.peatix.com/
2018/4/15(日)
19:00~(18:30OPEN)
大阪なんば紅鶴
http://benitsuru.net/archives/20189
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『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』 クズな私でも輝ける場所があった――。 やる気ゼロ、貯金ゼロ、計画性ゼロ。ポンコツキャバ嬢による、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの「日本人向けキャバクラ」潜入就職&アジア夜遊び放浪記。 |
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