雑学

アジア5か国の日本人キャバに潜入した女性ライター「実は旅行者のほうがイイ思いはできるかも」

 「外キャバ」という言葉がある。海外にある日本人向けキャバクラのことを指し、働くキャバ嬢たちは、出稼ぎにやってきた日本人女性たちだ。

カワノアユミ氏

「最近、リゾキャバ(国内の離島などのキャバクラに長期間行って働くこと)を取り上げる番組が増えていますが、その延長線で外キャバ(海外キャバクラ)の話題に触れることも目にします。かつてはスカウトマンや現地オーナーとコネのある人しか働けない状況でしたが、求人サイト等が充実してきたこともあり、海外でキャバ嬢として働くハードルはグッと低くなっています。実際、外キャバは店舗の数も増えているんですよ」

 そう語るのは、4月に出版される新刊『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』の著者であるライターのカワノアユミ氏。同書はカワノ氏の9か月におよぶアジア5か国(タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナム)でのキャバクラ潜入記をまとめたものだ。

 店舗が増えているとはいえ、海外赴任や出張のない男性にとっては馴染みの薄い外キャバ。しかし、「実は長期滞在をしない旅行者のほうがイイ思いはできるかも」とカワノ氏は続ける。

本書でも訪れたパタヤは、タイの中でも特にお気に入り

「外キャバで働く女のコ(以下、外キャバ嬢)は日本のキャバ嬢と違って、同伴や指名客を増やすことにあまりガツガツしてないんです。お金を稼ぐなら日本でキャバ嬢やってたほうが効率的だし、外キャバで働く理由は『憧れの海外暮らしの実現』や『貴重な体験をしてみたい』が大半。だから旅行者から『現地のことをあまり知らないから、お店が終わったら、ご馳走するからおいしいお店に連れてってほしい』とか言われたら、喜んで連れてってくれるコは多いと思います。あと、海外に長期滞在している日本人コミュニティは村並みに狭く、ヘタに常連客と寝たり付き合ったりすると、『◯◯店の◯◯はA社の◯◯とヤッたらしい』とかすぐに噂が広まってしまいます」

 一期一会の旅行者相手ならば『変な噂がたつわけでもないし、ま、いっか』とワンナイトラブに発展する可能性もなきにしもあらず……というわけだ。とはいえ、性産業の充実している東南アジア地域において、「セックス、セックス」と鼻息の荒い御仁はそもそも外キャバなどにはいかず、真っ先に風俗店へと駆け込むだろう。そこで今回は、アフターでの飲食やエンターテインメントなど、プラトニックな夜遊びを堪能できる外キャバ地帯を、カワノ氏の実体験に基づいて教えてもらった。

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控えめに言ってもタイは楽園

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底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる

クズな私でも輝ける場所があった――。 やる気ゼロ、貯金ゼロ、計画性ゼロ。ポンコツキャバ嬢による、タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの「日本人向けキャバクラ」潜入就職&アジア夜遊び放浪記。


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