更新日:2022年12月17日 22:47
カーライフ

夜はイルミネーションがギラギラ!関西最大級の宝塚北SAはゴージャス感満載だがGWの利用は要注意

 3月18日に全線開通した、関西の新たな大動脈・新名神高槻JCT‐神戸JCT間。同時に関西最大級の規模を誇る宝塚北SAも開業し、連日大賑わいを見せている。

外観は宝塚大劇場をイメージしたと思われる南欧風の宝塚北SA

 当該区間の開通1週間の平均交通量は、3万8000台/日。幹線高速としては少な目だが(並行する名神・中国道は約8万台/日)、開業当日は宝塚北SAに入ろうとするクルマで上下線とも最大8kmの渋滞が発生した。近年はSAのテーマパーク化が進んでおり、新東名のSAでも開通直後は激しい駐車場待ち渋滞に悩まされたが、それにしても8kmは凄い。  実際に宝塚北SAを訪れて見ると、3月24日(日曜日)夜8時、翌25日(月曜日)昼12時とも、駐車場は「混雑」表示。入場待ちはナシだったが、本線がガラガラの割にSAはクルマがビッシリで驚かされた。

開業直後だけに混んでおります

 店舗内は飲食店・売店とも大混雑で、長い席待ちやレジ待ちが発生していた。開業直後だけに仕方ないが……。  宝塚北SAは、近年増えている上下線集約型のレイアウトで駐車場は上下線で分かれてるが、店舗は上下線共通。高速道路外の一般道からも入場できる。上下線分離型の場合、店舗の混雑のピークに時差ができるが、集約型はそれが小さい。つまり、いつも混んでいる形になる。経営する側としてはメリットが大きいが、利用者としてはあまりうれしくない。

夜はイルミネーションがギラギラ!

 それにしても宝塚北SAの施設は、なかなかにハデだった。外観は宝塚大劇場をイメージしたと思われる南欧風で、夜はイルミネーションがギラギラ! 施設内の照明にはシャンデリアが多用され、全体に宝塚っぽいゴージャス感を打ち出している。
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店舗内にはズラリと並べられた胡蝶蘭が
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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