制限速度120km。新東名のアウトバーン化が遠のいた理由
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
遡ること13年前――。清水草一は、「高速道路建設は道路族の利権であり悪」という空気のなか、新東名が6車線から4車線に減らされることに、敢然と異を唱えておりました。せっかく造っちゃったものをわざわざ狭くするのは愚の骨頂。6車線にしたほうが渋滞も事故も減ると。そんな新東名が名古屋方面に少し延びて便利になりました!
清水草一=文 Text by Shimizu Souichi
延びた新東名をさっそく試走。淡い期待が夢幻の如く消えました
- 浜松いなさJCTを過ぎると、それまでの片側3車線で広々した新東名が、ウソみたいに狭く(フツーに)なりました。
- 大混雑の岡崎SAを超えた最後の2㎞だけは再び3車線に。
(長篠設楽原PA)
- 長篠の戦いには真田昌幸(幸村の父)も武田方として参戦しました
- 馬を防ぐ馬坊策もあります
- 戦国マニアは、長篠設楽原PAに寄るべし!
(岡崎SA)
- やっと駐車場にクルマを止めて中に入ったら、この混雑。お昼時は避けましょう
- 長篠設楽原PA(下)で休憩した場合は、ここは通過でよろしいと思います
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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