就活生のウソを根に持つ人事部「『御社が第一志望です』と言ったのに…」
’17年卒の記者も、「売り手市場でいいね」と大人に揶揄されたが、今年の4月に入社した’18年卒はそのさらに上をいく。そして、この空前の売り手市場では、採用担当者の負担も大きい。ある大手不動産の採用担当者は、こう語る。
「ウチは人気業界なので、よっぽど優秀じゃないとMARCH以下は通らない。でも最近の内定辞退率は上がっています。人員確保が最優先なので、辞退が一番キツい」
しかし、エントリーシート(ES)で頭を使ってない学生が増えてきたと嘆く。
「頑張ってきたことに『就活』と書く学生が意外と多いんです。『どれだけ人生空っぽなんだ』と、頭にくるし、読む時間の無駄です」
また、人事こそウソを根に持つらしい。
「採用後に同じ業界の人事で集まって飲むのですが、そこで狙っていた学生の発言を皆で照合するんです。『御社が第一志望です』と言ったのに入社せず、業界上位に行ったヤツは、絶対に忘れません」(某業界採用担当)
某人材大手企業の採用担当者は、優秀な学生の確保に躍起だ。
「学生に寄り添うという名目で、アルバイトに誘ったり、自社の社員を何人も紹介して何とか説得しようと試みます。就職解禁日の6月1日に、絶対に取りたい学生の数人には内定を出しますね。ただ、会社に合わずに辞められるのが最も双方にとって不利益なので、そこの吟味はしっかり重ねます」

優秀な人材の争奪戦。少しでも自社をよく見せる工夫を凝らす
1
2
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
「最後まではしてないから安心して」彼氏と密会していた“ウワサの女子大生”を呼び出した結果…
大学時代に“遊びの関係”だった女性が親友の男と婚約。言うべきか悩んだすえに…
父親のDVがきっかけで家族と絶縁した女子大生。学費が払えずパパ活を始めるも
コロナで就活できない大学生たち「希望業種にエントリすらできない」
学費返還を求める大学生は就職活動で不利になる? 学生たちの不安
「スタイルのいい子はバンバン通過するのに…」就活のストレスで“ドカ食い中毒”になった20代女性の心の闇
弁護士を目指す“現役東大生”がなぜソープで働くのか?「私はなんて無能なんだ…」と自己否定する悲しい理由
「援助交際は中学生からやっていた」親公認のパパ活で“月80万”稼ぐ名門大生が「きれいなお金で親孝行をしたい」と語るワケ
交際クラブでの経験が就活に活きる?彼氏に内緒の”おじさんとの交流”でコンサル内定を勝ち取った美女のすごいスキル
1000万円貯めたパパ活女子の入社先は外資系金融。しかし「カネを返せ!」というパパの追手が迫る…