恋愛・結婚

年収700万円なのに…お見合い18連敗中、40代公認会計士の虚しい努力

50歳の時点で一度も結婚をしていない「生涯未婚者」は上昇の一途を辿っている。自由恋愛市場において40歳で結婚歴なしはかなり敬遠されるが、一口に独身男といっても、結婚願望のある/なし、楽観的か悲観的かでタイプは分かれる。今回は“負け組”要素をはらむ独身男たちの生態と主張を、詳しく検証していく。

関根雄二さん(仮名)

実家暮らしで貯金額は問題ないが……

7年間でお見合い18連敗中!堅実人間の意外な敗因は?

…関根雄二さん(仮名・43歳)公認会計士・年収700万円

 35歳からお見合いを始めた関根さんは、現在、18連敗中。ここ2年ほどはお見合い回数も減っており、焦りを募らせている。

「そもそも自由恋愛で相手を見つけるのは職場環境的に無理がありました。ですから父に頼んでお見合いを始めたのです。2~3年は苦労するかもしれないと覚悟していましたが、まさかここまで相手に恵まれないとは……」

 相手女性に求める条件は、とにかく年齢が若いこと。それ以外の部分は歩み寄るつもりだという。では、これまでの女性との交際歴はどうだったのか? そう水を向けると、気まずそうな表情のまま論点を巧みにズラしてきた。

「小中学校で越境入学したため、地元での人間関係が築けなかった。これこそ僕が結婚できない最大の理由です。また、第2次ベビーブーム世代の我々は受験戦争や就職氷河期の煽りを受け、まともに恋愛する時間がなかった。実際、大学時代は周りで付き合っている人なんていなかったですよ」

 どれも言い訳にしか聞こえないのだが、「非モテは自分のせいではない」という自尊心だけはひしひしと伝わってきた。しかし関根さんは、自己紹介書の内容では悪くない。実家暮らしで超倹約家のため、貯金は増える一方。酒もタバコもギャンブルも一切やらず、散財する趣味もないというのだ。

「唯一、心掛けていることは健康とアンチエイジングですかね。サプリは美容系も含め、一日に20種類を取るようにしています。サプリをのむだけでも、毎朝10分くらいかかっちゃうんですよ」

サプリ

机の上にズラリと並べられたサプリ類。強迫観念的に種類が増えていったという。「実年齢のわりに若いという自信があります。お見合いは競争ですから、どこかで差別化しないと」(関根さん)

 確かに43歳にしては肌ツヤが異様にいい。こざっぱりとした服装や3週間に一度は美容院に行くという髪形も、実直そうな性格にマッチしている。

 真面目一徹を絵に描いたような関根さんだが、あまりのカタブツぶりに異性の心がときめかないことも想像できる。たとえ本人がそのことに気づいたとしても、今から軌道修正は可能だろうか?

― 負け組[独身男]の横顔 ―





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