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[はじめての高級腕時計選び]おすすめモデル3選と、失敗しないコツ

<オススメモデルその2>

ロレックス オイスター パーペチュアル 114300(ダークロジウム文字盤)

新品実勢価格:54万6573円(3社平均値)。ロレックスのエントリークラスだが、コアな腕時計マニアからも人気が高い1本。ロングセラー△ 時計愛好家〇

ロレックス オイスター パーペチュアル 114300(ダークロジウム文字盤)

 オイスターパーペチュアルは、1920年代に登場した経緯があり、1960年代前半頃から現在のコンセプトが継続されているように思います。現行のオイスターパーペチュアルというシリーズは、ロレックスのエントリークラスに位置。現行モデルがデビューしたのは2015年なのですが、その際文字盤のデザインが大きくかわりました。基本コンセプトは長らく変わっていないものの、現行モデルの文字盤には“差し色”が施されており、これはロレックスとしては新しい要素。そのため、ロングセラーという観点では△となりますが、それ以外はロングセラーといえる存在です。そして、この現行モデルは時計愛好家からの評判が良く、人気モデルとしてなかなか注目度の高い存在。エントリークラスでありながら注目度が高いという稀有な腕時計だといえます。 <オススメモデルその3>

ロレックスエクスプローラー 214270

新品実勢価格:66万9000円(3社平均値)。ロングセラー〇 時計愛好家△

ロレックスエクスプローラー 214270

 ロレックスの人気モデルの代名詞的存在といえる「エクスプローラー」。1990年代後半には人気が爆発して定価を上回る価格で売られたこともある存在です。現行モデルは、2010年に登場した後、2016年に文字盤デザインが変更された経緯があります。基本コンセプトは1950年代から変わらず、まさにぶれない存在といえます。時計愛好家からも人気のある存在ですが、私の感覚だと最近の愛好家は現行モデルの1つ前を選択する傾向があります。新品にこだわらない場合、旧モデルを狙ってみるのも良いでしょう。  ということで、「ロングセラー」、「時計愛好家目線」という視点で3つの腕時計をオススメしてみました。新社会人になった記念の1本や、昇進記念の1本など、初めての高級腕時計選びの参考になれば幸いです。
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

もう新品は買うな!もう新品は買うな!

もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう

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もう新品は買うな!

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