プリングルスvsチップスター、どっちが好き? 成形ポテチ対決の明暗は
庶民が愛するスナック菓子の筆頭といえばポテトチップス。業界トップはマーケットシェア7割を10年近く維持しているカルビー。だが、生じゃがいもでなく、乾燥した輸入じゃがいもを加工した成形ポテトチップ業界では、長らくプリングルス(日本ケロッグ)とチップスター(ヤマザキビスケット)の2強状態が続いている。
「開けたら最後、You can stop」のフレーズでおなじみのプリングルスを、「うん、止まらない止まらない」とブツブツ言いながら食べる向きも多いだろう。やみつきになる特徴的なフレーバーのプリングルスに対して、昔ながら……というか、遠足や野球観戦、新幹線の移動中に食べる定番商品のイメージが強いチップスター。どっちが好みかは別れそうなところだが、まずは、両者の基本情報は見ていこう。
・プリングルス(日本ケロッグ) 希望小売価格:284円(税別) 内容量:134g 100gあたり:約211.9円
・チップスター(ヤマザキビスケット) 希望小売価格:230円(税別) 内容量:115g 100gあたり:約200円
コスパでいえば、チップスターのほうが勝るが人気ではどちらか。日刊SPA!は20~50歳の全国男性100人を対象に「プリングルスとチップスター、あなたが好きなポテトチップスはどっち?」というアンケートを実施(公平を期すため、両者うすしお味で調査。売上シェアとは別物です)。その結果は以下のとおりだ。
Q.プリングルスとチップスター、あなたが好きなポテトチップスはどっち?
プリングルス 15人
どちらかといえばプリングルス 15人
どちらかといえばチップスター 35人
チップスター 35人
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プリングルス30票に対して、チップスター70票。意外と差が開いたが、結果はチップスターに軍配。まずはその理由を見ていこう。
「チップスターのほうが味がさっぱりしていて食べやすいうえに、歯触りが軽くて美味しい」(43歳・神奈川県)
「クリーミーな味わいがたまらない」(42歳・茨城県)
「昔から食べ慣れている。しっかりとした塩味が効いている」(37歳・愛知県)
「なじみのある味。大人のオヤツにはちょうどいいサイズ」(38歳・兵庫県)
全体的にさっぱり感などヘルシー志向のコメントが目立ったが、100グラムあたりのカロリーはチップスターが528kcalに対して、プリングルスは531kcalと、それほど差があるわけでもない。

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