渋野日向子の好物「タラタラ」ほか、名選手が好きな意外なお菓子たち
渋野日向子選手が全英オープン優勝を果たして1か月。試合中に食べていた駄菓子、「タラタラしてんじゃね~よ」が話題となったが、プレイと関係ないところでの好奇の目に参ったのか、最近は「ハイチュウ」を食べているらしい。
昨年も平昌五輪でカーリング日本代表チームがもぐもぐタイムでほおばった「赤いサイロ」が話題となったが、2008年の北京五輪の際も内村航平選手の食べていたブラックサンダーも注目を浴びた。手短にカロリーを補給できることもあり、試合前や合間にお菓子を食べるスポーツ選手は意外に多い。
今回は試合前後だけでなく、普段からもお菓子やスイーツにこだわりを持つアスリートを紹介する。
アメリカでも大きな話題になったのが、日本人初のNBAドラフト1巡指名を果たした八村塁選手が愛する「白えびビーバー」。元々は石川県のローカルお菓子だ。これをチームメイトにプレゼントしたところ、大絶賛。その様子が八村選手の同僚のトロイ・ブラウン・ジュニアのインスタグラムにあがり話題となった。ちなみに味は公式サイトによると「サクサクの食感に白えびの甘みと昆布が絶妙です」とのこと。
「モンスター」の異名を持ち、世界最高のファイターとも称されるボクサー・井上直弥。常に減量と闘うボクサーにとって、1番の敵はスイーツのはずだが……。
めったにスイーツを食べず、焼肉好きだという井上選手が試合後のご褒美として挙げているのが、『食彩和牛 しげ吉』のデザート「希望の和菓子」。求肥で包まれたバニラアイスに黒蜜ときな粉がかかった極上品。ちなみに商品名は店でずっと流れているサザンの名曲「希望の轍」をもじったものらしい。
2013年に床運動の種目で男子史上最年少の17歳1ヶ月で世界選手権・金メダルを獲得した白井選手。彼が愛するのは多くの人にも馴染み深いであろう駄菓子「蒲焼さん太郎」。「ひねり王子」の愛称を持つ彼だが、持参する駄菓子のチョイスにはひねりは加えなかったようだ。
金メダルを取る前から「とにかく安くていっぱい買える。ずっと好き」と公言しており、ベルギーでの世界選手権の際には50枚を持参したほど。ちなみに同じ製造元の商品として「キャベツ太郎」や「餅太郎」があるが、このメーカーの商品名の9割に「太郎」が付く。理由は「消費者に親しみを持ってもらうため」なんだとか。
オリンピック銀メダリストで、世界選手権で3度も優勝を果たしたフィギュアスケーター・浅田真央選手。自分の愛犬の名前をお菓子の「エアロ」からとってしまうほどのお菓子好きだが、現役時は試合前にホテルに置いてあるケーキをみて、試合が終わったらケーキを食べようと思っていたぐらいのケーキ好きでもある。
そんなお菓子好きという縁もあり、最近ではベビースター工場一体型テーマパーク「おやつタウン」のスペシャルアンバサダーに就任。インタビューの中では「ブタメン」をごはん替わりに食べていたというエピソードを語った。
セリエAで活躍し、日本代表として日本のサッカー界をひっぱってきた中田英寿。食生活は1日1食。お菓子は一生の友とまで断言しており、引退後は「キャラメルコーン」や「暴君ハバネロ」でお馴染みのお菓子メーカー「東ハト」でCBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)を務めたほど。
八村塁(バスケットボール):白えびビーバー
井上尚弥(ボクシング):希望の和菓子
白井健三(新体操):蒲焼さん太郎
浅田真央(フィギュアスケート):エアロ、ブタメン
中田英寿(サッカー選手):スナック菓子
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