「空いた時間で月5万円の副収入です」…“5時から副業”リーマンが増えている
働き方改革が声高に叫ばれる昨今、「自分には関係ない」と思うなかれ。隙間時間に稼げる副業の種類は多様化し、求人も増加。新たな収入源として脚光を浴び始めているのだ。アフター5や出社前の早朝に楽しく儲ける「5時から副業」。この大きなトレンドを早くも実践する会社員を密着取材、収入の多角化こそ「働き方改革」だ!
「住宅情報サイトや不動産チラシの物件画像、あのほとんどは私のようなバイトが撮影したものなんです」
そう語るのは、3年前から住宅の物件撮影の副業をしている玩具メーカー社員の田原光洋さん(仮名・40歳)だ。
「私の場合は週3日勤務。外観撮影の担当で出社前の時間を利用して平日の朝6~8時で週2日、土曜の昼間に6時間の計10時間で40~50の物件を撮影します。直行直帰がOKなんですが、自宅で画像のセレクトやトリミングなどの作業で、撮影とは別に週3時間ほどかかっています。でも、これは時給(1200円)には含まれず、実際にはタダ働きになっています」
平均月収は5万円。撮影エリアまでの交通費は別途支給される。
「ただし、撮影機材を貸してくれる業者は一部のため、基本的には一眼レフカメラと広角レンズを持っていることが条件になります。不動産会社によれば、それは素人でも最低限の撮影の知識を持った人を集めるためらしく、『本当はスマホで撮った画像でも全然問題ない』と言われましたけどね(笑)」
写真好きの人にとっては趣味と実益を兼ねたおいしいバイトかも。<取材・文/週刊SPA!編集部>
※『週刊SPA!』5/8発売号「5時から副業完全マニュアル」より
「不動産の資料集め」は直行直帰OK! 建物の外観撮影が中心なので出勤前でも副業可
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