更新日:2018年08月02日 16:45
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「AVというメディアはもう限界」元SOD創設者・高橋がなりが久々に吠える

高橋がなり

週刊SPA!’02年4/9号

’05年にSODを離れ、農業に転身した高橋氏だが、AVの将来に対しては厳しい見方をしている。 「たぶんもうAVというメディアは限界に来ているんだと思う。今の枠の中では何をやっても飽きられてしまう。新しいハードウエアを作り出さないと、この先はないでしょうね。電話機がスマホになって、みんな通話しなくなっちゃったでしょう? 今のAVは通話しかできない電話機と同じ。もう映像だけじゃ商品価値がないんですよ。そこに何をつければいいのか。それが作り出せれば、次の時代も生き残れる。でも、それはもう次の世代の仕事。今はまだ社長と話をしたりしますが、もう来年には完全に引退しますからね」  業界のシンボルだった男の提言と引退宣言。AV業界に与える影響は決して小さくはないはずだ。<取材・文/「エロを変えた日本人」取材班> 【高橋がなり】(AVプロデューサー) テレビの制作を経て、’95年にソフト・オン・デマンドを設立。常識を覆すアプローチの作品でAV業界に大きな旋風を巻き起こす。’01年にはテレビ番組『マネーの虎』に出演し話題となる。’05年には代表取締役を辞任、農業を志し、「国立ファーム」を設立 ― エロを変えた日本人 ―
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