日本×ベルギー決戦の地・ロストフダヌーは快晴&爽快。“酒類販売禁止”に地団駄
現地時間午後9時(日本時間3日午前3時)いよいよ決勝トーナメントのベルギー戦に臨む日本代表。決戦の地・ロストフダヌーの今朝の様子をお伝えしたい。
モスクワを深夜2時に飛び立った機内のほとんどが日本人という「ホーム状態」の飛行機に乗り、南東に約1000km。ロストフダヌーに着いた記者。着いたときは肌寒さを感じたが、仮眠をとった後、街に出てみると見事に快晴。気温は午前10時の段階で30℃。灼然だったヴォルゴグラードと比べると湿度がかなり低く、爽やかという印象がある地だ。
「ドン川の上のロストフ」という意味のとおりドン川沿いにある街。「ロシア南部の首都」と称されるとおり人口は約113万人で規模が大きい。この街はウクライナにほど近く、ウクライナ独立時の国境の紛争地帯にもほど近く、ここには「戦争」の陰があると言われている。
そんな歴史のある街。ホテルから歩いてスタジアムに向かう途中には、古い町並みが見られた。中心街からドン川を渡った先にあるロストフ・アリーナは、朝の光を浴びて燦然と輝いていた。
ただ、橋が約7~800mあり、さらにその先のスタジアムまでも1km近く歩く羽目になり、予想以上に遠い。ただ、ドン川は大小様々な船が通り、川沿いには砂浜があり市民が水遊びや日光浴に興じている様子はのどかで美しく、思わず足を止めて眺めてしまうほど。
午後9時からの試合まで10時間もあるというのに、ボランティアや係員が続々と集まり準備を始めている。日本のテレビクルーも撮影を開始しており、生中継だろうか、リポートする姿もあった。
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