雑学

実は貯金ゼロ…年収1200万円でタワマン、高級外車を所有する家庭の実情

3世帯に1世帯が貯金ゼロ――節約を意識し貯蓄している人たちからすると信じがたいが、日銀の金融広報中央委員会が調べた「家計の金融行動に関する世論調査」で報告されている’17年の調査結果だ。“貯まらない家庭”にはどんな傾向があるのか? そして、貯金ができない家庭にはどんな未来が待っているのか? 実際にお宅を訪問して判明した“貯まらない家族”の特徴を紹介する。

タワーマンションに高級外車。見栄っ張り消費で貯蓄なし

…世帯年収1200万円の実例

タワマン

※写真はイメージです

「別に貯金なんかしなくても、お金が必要になったらそのときに働けばいいと思うんですよね。幸い、私の仕事はバイトが見つけやすい業種なので、稼ごうと思えばいつでも稼げる自信がある。確かに貯金はしてませんが、それは能力を現金化していないだけの話です」

 都内のアプリ開発会社でエンジニアとして働く長戸健次さん(仮名・40歳)は自信満々でそう言い放つ。実際、彼の経済力はなかなかのものだ。会社からの給与はボーナスを含めれば額面で1000万円を超えているうえ、フリーランスのエンジニアとして月15万円の副収入を得ている。妻と4歳になる娘との3人暮らしといえど、これだけの稼ぎがあれば、自然に貯まりそうなものだが……。それでも貯金ゼロの原因は、全体的な出費の多さだ。

「6年前、結婚を機に7000万円のタワマンを25年ローンで購入。400万円の貯金をすべて頭金に入れました。ローン自体の返済額は月20万円ですが、管理費や修繕積立金が3万円ほどかかる。加えて、月5万円払っている自動車ローンがあと5年あります。駐車場は4万5000円。車体が大きく機械式駐車場に停められず、平置きなので割高です。食費や小遣いも使いすぎと思われるかもしれませんが、マンションの理事会の役員をしていて、ご近所付き合いでけっこう物入り。皆さん裕福な方が多いので、家族ぐるみで食事のときもそれなりのレストランに行くので、一回2万円近く飛びます。今のところ年間120万円ほどのボーナスが出ていますが、ボーナス月の割り増し返済と、月々の赤字分の補填に消えます」

 そんな長戸さんが住むのはタワマン高層階。室内の家具も同じブランド品でこぎれいにまとめられていた。

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妻は貯金がゼロであることを知らない…

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