銀座のクラブ嬢スカウトの最新手法「TwitterとLINEで集めるんだ」
銀座のホステスをはじめ、夜の繁華街で働く艶やかな女性たち。彼女たちは一体どんなルートで水商売の世界へと入ってきたのだろうか?
まず思いつくのが「街でスカウトに誘われて」という理由だ。たしかに、ひと昔前までは “街での声掛け“ がスカウトの主流であった。しかし時代とともに女性をスカウトする方法も大きく変わりつつある。「いまどき街での声掛けなんて原始的で効率が悪いよ」と銀座で13年スカウト業を営む城戸さん(30代後半・男性)が話す。
声掛け以外のスカウトの主流となっているのが、やはりネット上でのスカウトだ。新宿の風俗のスカウトマンをしていた座間市9遺体遺棄事件の白石容疑者もTwitterを利用していた。城戸さん自身はTwitterでのスカウトは行っていないというが、風俗業界に限らず、銀座クラブ業界でもTwitterは使われているという。
「Twitterには“アルファーツイッタラー”というフォロワーが多い人間をさす言葉がある。スカウトマンのなかにもそういったフォロワーが1万人を越えるような人間がいる。その場合、わざわざ街で声をかけなくても女性の方からDM(ダイレクトメッセージ)がくるんだよね」
人気スカウトマンは有名なキャバ嬢らと遊んでいる様子を逐一、Twitter上にアップし、水商売の女性たちに慕われているというアピールをする。それを見て、「この人ならいい仕事を紹介してくれるはず」とDMがバンバン飛んでくるそうだ。情報商材の詐欺師が「とにかく稼げるんです!」とSNSに札束をアップし、カモを信じ込ませる手法と同じである。とはいえ、フォロワー数とスカウトマンの信用度は比例するようだ。
「DMではなくわざわざリプライ(外部にも公開されるやり取り)の形で女性とやり取りをするスカウトマンも多い。そうすれば2人のやり取りがオープンになる。それを見て安心した女性が、そのスカウトマンを頼って連絡してくるというわけ」
では、フォロワー数が少ないスカウトマンが街で声掛けをしているということなのだろうか。
「街での声掛けはさっきも言ったように効率が悪いけど、その分メリットもある。ネット上のやり取りで終わるよりも直接会って人間関係を築けた方がもちろん長続きする。ネットで拾った女性は仕事を紹介しても途中でいなくなってしまうことが多いよ。
フォロワー数が少ないスカウトマンはTwitter上で水商売に興味がありそうな女性を探し、自分からDMを送っている。かなり泥臭いやり方だけど、知名度がない人間はそうするしかない。あと、フォロー数とフォロワー数が同じ数のスカウトマンは怪しいね。フォロワー数なんてやろうと思えばいくらでも水増しできるから」
Twitterのフォロワー数という明確な判断材料ができたことによって、女性よりもスカウトマンの方が優位に立つケースが増えているのだという。また、経済的な理由から水商売を希望する女性が増えていることも理由の1つであろう。スカウトマンが頭を下げるのではなく、女性が「働かせてください」と頭を下げることもあるのだ。

銀座スカウトマンの主流はTwitter
人気スカウトマンは有名なキャバ嬢らと遊んでいる様子を逐一、Twitter上にアップし、水商売の女性たちに慕われているというアピールをする。それを見て、「この人ならいい仕事を紹介してくれるはず」とDMがバンバン飛んでくるそうだ。情報商材の詐欺師が「とにかく稼げるんです!」とSNSに札束をアップし、カモを信じ込ませる手法と同じである。とはいえ、フォロワー数とスカウトマンの信用度は比例するようだ。
「DMではなくわざわざリプライ(外部にも公開されるやり取り)の形で女性とやり取りをするスカウトマンも多い。そうすれば2人のやり取りがオープンになる。それを見て安心した女性が、そのスカウトマンを頼って連絡してくるというわけ」
では、フォロワー数が少ないスカウトマンが街で声掛けをしているということなのだろうか。
「街での声掛けはさっきも言ったように効率が悪いけど、その分メリットもある。ネット上のやり取りで終わるよりも直接会って人間関係を築けた方がもちろん長続きする。ネットで拾った女性は仕事を紹介しても途中でいなくなってしまうことが多いよ。
フォロワー数が少ないスカウトマンはTwitter上で水商売に興味がありそうな女性を探し、自分からDMを送っている。かなり泥臭いやり方だけど、知名度がない人間はそうするしかない。あと、フォロー数とフォロワー数が同じ数のスカウトマンは怪しいね。フォロワー数なんてやろうと思えばいくらでも水増しできるから」
Twitterのフォロワー数という明確な判断材料ができたことによって、女性よりもスカウトマンの方が優位に立つケースが増えているのだという。また、経済的な理由から水商売を希望する女性が増えていることも理由の1つであろう。スカウトマンが頭を下げるのではなく、女性が「働かせてください」と頭を下げることもあるのだ。
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1992年生まれ。栃木県那須の温泉地で育つ。筑波大学芸術専門学群在学中よりライター活動を始める。
2018年、西成のドヤ街で生活した日々を綴った『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)でデビュー。ライターとして取材地に赴き、その地に長らく身を置く取材スタイルを好む。著書に『ルポ歌舞伎町』、『ルポ路上生活』(KADOKAWA)、『ワイルドサイド漂流記』(文藝春秋)がある。X:@onkunion
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