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「高級風俗店」の求人に騙された女性の悲劇

 警察の摘発や規制強化など性産業に対する締めつけが強まっている昨今。その一方で、お上の規制を巧みに逃れようとするブラック企業ならぬ“ブラック風俗”が存在するという。

「高級風俗店」の求人に応募した女性の悲劇

「(スカウトマンは)前からツイッターのフォロワーさんだったので、まさか騙されるとは思わなかった」と語るKさん

 そして、そんなブラック風俗で恐ろしい思いをするのはもちろん、男だけではない。「高収入」「女性優遇」を謳った求人が、実は風俗やAVの仕事で、応募した女性が騙されるというのはよく聞く話だ。そんななか近年、地方から都心に出てくる「出稼ぎ風俗嬢」をターゲットにした詐欺が増えている。「東北地方のデリヘルで働いていた」というKさんも被害者の一人だ。

「仕事の愚痴をつぶやくツイッターアカウントを趣味でやっていたのですが、そこに東京のスカウトマンを名乗る男からオファーがあったんです。『保証1日10万円で都内の高級店に来てほしい』と。当時の私には夢のような待遇だったので、すぐ飛びつきました」

 お店をやめて上京したKさんだが、待っていたのはワンルームに女性4人が暮らす劣悪ぶりだった。

「宿泊先はホテルのはずが、『部屋が確保できなかったから、ここで待機して』と、ビルの隣の部屋に連れていかれたんです。ゴミだらけの部屋に女性が4人、死んだような顔でたたずんでいましたよ」

 それから1週間、ホテルに移動することもなく働かされたKさん。しかも「客からクレームが入った」と難癖をつけられ、最終日に受け取った給料はわずか5000円。

「冷静に考えれば出来すぎた話ですが、身寄りのない東京で頼れるものは他にありませんでした」と嘆く彼女。しばらく風俗の仕事はこりごりのようだ。

 まさに、ブラック企業も裸足で逃げ出す血も涙もない話である。

※現在発売中の『週刊SPA!』8月22日発売号では「夏の全国[ブラック風俗]一斉捜査」という特集を掲載中。

取材・文/「ブラック風俗」取材班

週刊SPA!8/29号(8/22発売)

表紙の人/ 岡田准一

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