“危ない武器”がネットで簡単に買える日本…なぜ規制しないのか?
日本でも殺傷能力の高い“武器”が平然と売られている。ネットを開けば、それを使った「過激な動画」が溢れている。もし、隣人が所持していたら? 昨今急増する殺傷事件に法は対処してくれるのだろうか?
「護身用」「観賞用」などと謳ってヤバイ武器が市販、流通している。下の表にも提示したように、クロスボウなど国内でインターネット経由で簡単に買うことができる武器・有害玩具が多く存在する。
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<クロスボウ>
入手容易度★★★★★
殺傷度★★★★★
携帯難易度★★★☆☆
頭や動脈に刺されば、命の危険も。購入の際、業界では購入者の身元確認など自主規制をしているが、ネットで簡単に入手可能
<ソフトエアガン>
入手容易度★★★★★
殺傷度★★★☆☆
携帯難易度★★★★★
遊戯銃扱いのため、所持許可は不要。実銃に似せた外観や内部機関を改造することで威力を上げて悪用する事件も度々起きている
<ネイルガン>
入手容易度★★★★★
殺傷度★★★★☆
携帯難易度★★★★★
釘を板に打ちつける用途に使う工具の一種。特に海外製のものは、分厚い板を貫通する威力もあり、人体に向けたら大変危険
<マチェット>
入手容易度★★★★★
殺傷度★★★★☆
携帯難易度★★★★☆
中南米で使われる鉈。日本国内で流通しているものは銃刀法に触れないよう、刃を研いでいないとはいえ、十分武器になる
<日本刀>
入手容易度★★★☆☆
殺傷度★★★★★
携帯難易度★★☆☆☆
実は登録証がついていれば、免許や警察の許可なしで所持可能。ただ、目的もなしに持ち歩けば、当然銃刀法違反に問われる
<自作爆弾>
入手容易度★☆☆☆☆
殺傷度★★★★★
携帯難易度★☆☆☆☆
ネット上では、花火や爆竹を使用した自作の爆弾動画が多数アップされている。やりようによっては人を殺傷できる威力になる
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クロスボウは規制困難。爆弾も簡単に造れる時代
規制されない主な“武器”
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