荷物が多い人は消費感覚に問題がある 「足し算の消費」をやめること
そこで、なぜそれが要らないモノになっているのかを考えてみたところ、「過去は必要だったけど、今は必要なくなった」というだけだったのです。
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
人間とは、その都度趣味嗜好も変化していくので、ある程度の時間が経過すると、「要らない」「興味がなくなった」と思ってしまうのは自然なこと。例えば10年前は、あれほど漫画本が好きでよく買っていたのに、近年は興味がなくなり、経済に関する本をよく買うようになった、とかですね。
しかも、変化するのは人間側だけではありません。当たり前ですが、モノだって変化します。10年前と今とではパソコンやスマホの性能が違うのは常識ですし、服だって流行り廃りがあるのは当然です。
そういう自分の変化とモノ自体の変化というダブルの要素によって、要らないモノを買わないように努力したつもりでも、時の流れにより必要なくなってしまうこともある、ということです。もちろん「十分に楽しんだから捨てるのは悔いがない」と、自分が納得する処分であれば、無駄ではなかったということでしょう。『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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『もう新品は買うな!』 もう大量消費、大量生産で無駄遣いをするのはやめよう |
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