恋愛・結婚

同窓会で好きだった女子と急接近したのに…まさかの妨害で起こった悲劇

 年末のこの時期、中には地元に帰り、学生時代の友人と忘年会を開く人もいるのではないだろうか。だが、すべてが楽しい思い出になるとは限らない。 「今、思い出しても悔しいですよ」と唇を噛みしめるのは平岡昭雄さん(仮名・32歳)だ。平岡さんは去年の年末に地元に帰った際に、高校時代の同級生を招いて忘年会を開いたという。

高校時代に好きだった女子と急接近

地獄の忘年会

写真はイメージです(以下同じ)

「SNSでかなりの人数が繋がったので、『年末に同窓会やろうぜ』と僕が自ら幹事になり、同窓会を開くことになったんです。普段は幹事なんて面倒くさいことは絶対やらないんですけれど、ある目的があったんですよね。それは高校の時に好きだったクラスメイトのミユキ。当時も可愛かったけれど、SNSで十数年ぶりに見ると一段と美人になっていて……。プロフィールの欄にも独身と書いてあったので、『これはチャンス!』と思いました」  ミユキさんに一目会いたい一心で、自ら同窓会の幹事を務めた平岡さん。当日は大勢の同級生が集まったという。 「会場に着くと『平岡君、久しぶり!』と開口一番、ミユキが声を掛けてきました。久しぶりに会ったミユキは紺色のカットソーに白のパンツで高校時代と全然変わらないスタイルの良さ。他の女子に比べてもダントツでしたね。その彼女から『平岡君が幹事してくれたんだよね? こんなに集められるなんてすごいね!』と褒められてもう有頂天。それからずっと2人で喋っていました。他の男と話していても、男に挨拶行くフリして邪魔をしましたね。これが幹事の特権ですよ」  こうして、同窓会の始終をミユキさんと話していたという平岡さん。やがて会も終盤に差し掛かった頃、平岡さんは勝負に出た。 「みんなが二次会どこに行くかと盛り上がっている中、思い切ってミユキを誘ってみたんです。地元に僕の知り合いがバーを出していて、ミユキがそこへ行きたいと言っていたので『もし良かったら、この後そのバーに行ってみる? 俺、正月終わったら東京に帰っちゃうし行くなら今日がいいんだよね』と言いました。バーなら近くにホテルもあるし上手くいけば……という下心ももちろんありましたけれど。すると彼女は『じゃあ、平岡君に次会えるのもいつになるか分からないし行こうか!』と乗ってきて……。もう『同窓会なんて早く切り上げて2人きりになりてー!』と心の中で叫びましたよ」
次のページ right-delta
『キャー!』という悲鳴が
1
2
おすすめ記事