更新日:2019年01月11日 18:23
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鯨カツトルコライス、とり天寿し、ご当地B級グルメが新作駅弁に! 第54回大会レポ

寿司ネタは大分のB級グルメ「とり天」

 毎日地元から送られてくる駅弁で溢れる輸送コーナーで見つけたのは、「とり天にぎり寿し」(大分県 日豊本線 大分駅/1080円)だ。個人的にに名駅弁と思っている「山海三昧」(同コーナーで販売/1296円)や52回大会で入手困難弁となった「なごり雪」(※今回は販売なし)と同じ調整元の駅弁ゆえ、期待がもてる。

とり天ののった寿司が6カン!

 掛け紙を開けると、寿司が6カン。これ全てがとり天というからちょっと驚きだ。海苔で巻いてあるのでビジュアル的にもインパクトがある。まずはそのままひと口。軽い食感の衣、鶏肉は柔らかくあっさり。少し甘めのすし飯が鶏の旨味をひきたてる。備え付けのタルタルソース、ポン酢、辛子を取り出す。タルタルで2個目、ポン酢に辛子を溶かすのが大分流らしいので、3個目は辛子ポン酢で。4個目は辛子のみ、5個目はタルタル+ポン酢、最後は全部をつけていただいた。

備え付けのタルタルがよく合う

 途中、おかずの海老や、玉子焼きを挟んで、あっという間に完食。おかずと寿司バランスも良く、これは隠れた名作の予感がする。少量しか入荷していないようなので、輸送ブースで見つけたら手にとってほしい逸品だ。  明日は、今大会で行列&大人気となっている「幻の駅弁」をレポートします。お楽しみに! 取材・文・撮影/駅弁記者(参加=12年連続17年目)
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【第54回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会】
1月9日(水)~22(火)
京王百貨店新宿店7階大催場
午前10時~午後8時 ※15(火)は午後5時、22(火)は午後6時閉場
https://www.keionet.com/info/shinjuku/ekiben2019/index.html
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