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ランボルギーニなのにみんな無視!? ウルスで銀座をパレードランしました

 カイエン(ポルシェ)、ベンテイガ(ベントレー)、レヴァンテ(マセラティ)、ステルヴィオ(アルファロメオ)と、高級ブランドが続々とSUVを発売する昨今。このSUVブームに乗り遅れまいと、あのカウンタックでおなじみのランボルギーニからもSUVが登場しました! その名もウルス。ほかとは一線を画す世界に唯一のスーパーSUVであります!! オートクラブMJブロンディ改め永福ランプ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

ランボルギーニ初のSUVウルトラ無敵なウルスで銀座と浅草をパレードしました

 特報! このたびランボルギーニ・ジャパン様が、ビンボーなサラリーマンが読むSPA!のために、ステキな最新モデルの広報車を用意してくださいました!  その名はランボルギーニ・ウルス! ランボルギーニ初のSUVであり、世界唯一の「スーパーSUV」を自称するマシンです! お値段はオプション込みで3342マンエン! すげえっ!  実物と対面してさらに「すげえっ!」。オマエは青筋立てた怖いオッサンか! この超オラオラなフロントマスク、ステキすぎる! カッコイイ! マジで欲しい!
オートクラブ

ウルスは全長5112mm、全幅2016mm、全高1638mmの4WD。駆動トルクの配分は、通常時フロント40%、リア60%で、状況次第ではフロントに最大70%まで配分されます

 それにしても広報車は傷ひとつない。これはプレッシャーだ。ホイール1本で軽自動車が買えるかもしれん。死んでも傷は付けられません!  実はこのウルス、VWグループの一番デカい車体骨格に、アウディRS用のV8ターボを極限までパワフルにチューンしてブチ込みました、という成り立ちだ。ランボルギーニの親会社はアウディなので、自然な流れでそうなった。  つまりウルスは、スーパーカーのランボルギーニに乗ってるオーナーにとっては、お買い物用みたいなもんでしょうが、そこがまた余裕ブチかましてるっぽくてカッコイイ! 真の富裕層って感じする~。
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ウルスに搭載される4リッターV8ツインスクロールターボエンジンは最高出力650馬力を発揮。0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は時速305kmと正真正銘、ランボルギーニ一族のスーパーカーでありました

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ウルスで銀座と浅草をパレードラン!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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