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ゾンビの質感に驚愕! リアルな恐怖度が増した新『バイオハザード2』

ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

『バイオハザード RE:2』 PS4、Xbox One、STEAM/カプコン/PS4パッケージ版7800円、PS4・STEAM DL版7222円、Xbox One DL版7280円(+税)/1月25日発売  1月25日に『バイオハザード2』のリメイク版『バイオハザード RE:2』が発売されます。シナリオやグラフィックを一から再考証したフルリメイクで、新作といっても過言ではない内容。リアリティも怖さも格段に上がっています。まずはホラーゲームの金字塔『バイオハザード』の歴史を簡単に振り返っていきましょう。

『バイオハザード RE:2』

 初代『バイオハザード』は、アトランタオリンピックの年・1996年にPS1で発売されました。私が当時働いていたゲーム雑誌の編集部で、仕事でプレイしたのが初『バイオハザード』。のっけからとんでもない怖さに扉を開けるのも四苦八苦。食堂からいつまでも出られなかったのを覚えています。  口コミでロングセラーとなった初代の人気を受けて発売されたのが1998年の『バイオハザード2』。前作の洋館からラクーンシティへと舞台は広がり、2人の主人公を活かしたシナリオもさらに深まっています。最終的には約500万本のメガヒットとなり、シリーズの人気を決定づけました。  その翌年発売された『バイオハザード3』はPS1最後の作品。『2』とほぼ同時期、ラクーンシティが壊滅するまでの数日間を『1』の主人公ジルの視点から描いています。謎の「追跡者」に執拗に追われるという新たな恐怖が加わりました。  2002年にはハリウッド制作の実写映画版が世界的にヒットするなど、ブランドとしての『バイオハザード』の価値はますます上昇。現在はナンバリング作が『7』まで続いています。
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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