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嫌われず、愛される中年男性になるには?

時代に嫌われてしまったオジサンはかわいそうですよ

常見:僕はね、やっぱりもっといい加減に生きたらいいと思うんです。嫌われるとか会社の評価とかなんて、長い目で見たらどうでもいい。中空飛行が一番の成功(笑)。 鈴木:違う道があると思ったら、もっと気持ちも楽になる。それがない時代を生きてきて、今さら「時代に合わない」と否定されてかわいそうだなあという気持ちもあるんですよ。気がついたら私もさほど若くない。だから最後にフォローしておきます(笑)。  高すぎず、低すぎず、ルートにこだわりすぎず、飛ぶ。それが愛されるオッサンへの航路だ。 中年男性【鈴木涼美氏】 ’83年生まれ。慶應義塾大学在学中にAVデビュー。東京大学大学院修士課程修了後、日本経済新聞社に5年半勤務し、独立。主な著書に『おじさんメモリアル』(扶桑社)、『オンナの値段』(講談社)などがある。女子SPA!で半自伝的小説『箱入り娘の憂鬱』を連載中 【常見陽平氏】 ’74年生まれ。一橋大学を卒業後、リクルートやバンダイを経て独立。現在は千葉商科大学国際教養学部専任講師。働き方評論家としてさまざまな媒体に寄稿。著書に『社畜上等!会社で楽しく生きるには』(晶文社)など ― [嫌われる男子]の特徴 ―
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おじさんメモリアル

哀しき男たちの欲望とニッポンの20年。巻末に高橋源一郎氏との対談を収録

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