4億7000万円Win5的中者の馬券術を分析してみた
<2~4レース目からわかること>
問題はここからだ。2~4レース目は、1200~1400mという短距離戦の上位クラスによるレースが3レース立て続けとなった。拮抗した混戦レースであり、上位クラスであることも含めて考えると展開、出遅れなどで結果が大きく変わりうるという大変難しいレースが多かった。本来、ここで点数が絞れず、多くのファンは頭を悩ませただったことは想像に難くない。
だが、我々取材班は、的中者はここでおそらく「総流し」をかけたのではないだろうか……と推測する。的中者は、この2~4レースを「短距離上位戦=難解レース」と判断したところから「勝負するに見合う」と考えたのではなかろうか。
ちなみに、164票から5票に減った4レース目だが、もし「総流し」の説どおりであったとしたならば、3レース目終了時の164票のうち、的中者は過半数となる90票を占めていたことになる。つまり、この時点で生き残っていたその他の74票は、なんとか堪えてきた猛者だったが、4レース目の阪急杯で「総流しの前に力尽きた」ことになるわけだが…
<1レース目からわかること>
Win5最初のレースとなった3歳馬オープンのリステッド競走すみれSは6頭立て。2歳G1ホープフルSで2着だったアドマイヤジャスタか、連勝中のサトノルークスかというほぼ2択の状況。3番人気キスラーまで入れたとしても3頭までのピックアップで済む。ここはあまり絞り込まなくてよかったと言える。
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