発着する列車は1日1本…日本一不便な鉄道駅に行ってみた!
―[シリーズ・駅]―
東京など大都市圏の駅であれば、上下線で1日数百本に及ぶ列車の発着本数。複数の路線が乗り入れるターミナル駅になれば、数千本が乗り入れることも珍しくない。一方、乗客の少ない地方になると列車の本数は激減し、1時間に1本やそれ以下なんて駅はいくらでもある。なかには上下線各1本、1日たった2本しか発着しない鉄道駅だってあるほどだ。
その駅とは、北海道にあるJR札沼線の終着駅の『新十津川駅』。札幌駅の隣の桑園駅を結ぶ76.5kmの路線で、学園都市線という愛称が付けられているが、どちらの名称も恐らく沿線住民や鉄道ファン以外はピンと来ないだろう。
でも、“1日1往復しか発着しない駅”がどんな場所なのかはちょっと気になる。そこで実際に列車に乗って行ってみることにした。
途中まではあまりローカル線っぽくない
乗客よりも保線作業員の数のほうが多い!?
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フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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