更新日:2019年12月04日 14:01
エンタメ

メンズ地下アイドルのサービスが過激化。ハグ、壁ドン、ポッキーゲーム…

物販が過激化…ハグや壁ドン、粘膜が触れる以外はOK

 メンズ地下アイドルが物販で稼げることはわかったが、チェキだけではなく、そのサービス内容が過激化しているらしい。 「普通に横に並んでピースや腕組みなんてもう1年はしてないです」  こう話すのは、小動物系のメンズ地下アイドル・晃一さん(仮名・26歳)だ。 「キスはNGですけど、粘膜が触れる以外は大体OK。ハグや壁ドン、顎クイなんて当たり前だし、ポッキーのサイドをお互いにくわえるとか、どんどん激しくなってきている。初めてチェキを撮りにきてくれた子にも、特に指定がなければハグは余裕でしますよ」(晃一さん)
壁ドン

メンズ地下アイドルの物販では、ハグや壁ドンなどのサービスも…

 ハグが当たり前な物販にファンが慣れてしまったら、要求はエスカレートしていく一方ではないだろうか。実際、それ以上に過激な物販をしているユニットは存在するのか? 「本当にキスまでOKなユニットもあるみたいだけど、ライブハウスを出禁になったり、対バンNGになったりするみたいです。どちらにせよ、キスはキツい。人前で1000円でキスまでしたら、いくら地下とはいえど、もうアイドルですらないですよ(笑)。僕らもファンも麻痺してきている感じがしますね。ここ2年ぐらいでどんどんおかしな方向になってきました。そろそろ、さすがに規制が入るんじゃないかと思います」(同)  晃一さんは小さい頃から芸能活動を続けている。いずれ現在のユニットで一旗あげたいという野望があったというが、ここ最近は気持ちに変化があったそうだ。 「最初は本当に頑張ってメジャーに行きたいなって思ってました。ただ、今のユニットはもうライブよりも物販メインで、その他の仕事もファンと触れ合うオフ会とか。CDを発売しても物販を促すためのインストアイベントばっかり。テレビや雑誌とか、僕らを知らない人に見てもらえるような仕事がまったくない。  女のコの地下アイドルって、有名でもギャラがもらえなくて大変だったとかよく聞きますけど、知名度があがる仕事ができるのは羨ましいです。僕の事務所はちゃんとギャラをくれるし、バイトせずに生活が成り立つので不満はないですが、同じファンが毎回お金を使っているだけ。ループしてるだけだから、新規のファンが増えるわけでもない。これを何年か続けても飽きられるだけじゃないかなって考えると、将来は不安ですね」(同上)
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稼げるが“売れない”メンズ地下アイドルは幸せなのか?
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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