更新日:2023年03月28日 09:01
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モンスターママが公園でのボール遊び禁止を提案…呆れた主張とは?

公園でのボール遊び全面禁止の提案は逆恨みが原因?

公園 だが、これで懲りなかったのか、その数か月後に開かれた次の会合では彼女が新たな提案を行う。 「敷地内にある公園でボール遊びを禁止しろ、というものでした。幼い子供たちが遊ぶ場所のため、野球の硬球や軟球、サッカーボールなどの硬いボールの使用はダメですけど、ビニール製などの柔らかいボールはOKにしていました。これは以前に何度も話し合った末に決めたルールでしたが、彼女は『それでも危ない!』と譲らなかった。それで住民のみなさんに決めてもらおうとなったんです」  結果は反対多数で否決。全面禁止に賛成したのはモンスターペアレンツの母親だけだったとか。 「妻から聞いた話ですが、あの女性の息子が公園で遊んでいた子供グループからボールを奪おうとしたため、現場にいたママさんが注意したそうです。後で文句を言いに来た女性にもちゃんと事情を説明したそうですが、『ウチの子を仲間はずれにした。いじめだ!』と騒いでいたそうです。だから、それでボールの使用禁止を主張したのかもしれません。それが本当なら逆恨みもいいところですけどね」  ほかにも同じ女性から「自治会費が高すぎる。安くしろ!」といった提案もあったが、こちらは却下以前の問題だったそうだ。 モンペ「管理組合の会合で言われても自治体とは別組織ですからね(笑)。後日、自治体の会合で改めて提案したそうですが自治会長が『夏祭りやハロウィン、クリスマスのイベントで子供たちへのプレゼントがなくなりますが』と答えたところ、『それは困る!』と言って失笑を買っていたようです。一人前に主張はするけど、住民全体の利益ではなく自分のことしか考えていない。こっちだっていちいち対応するのが面倒ですし、いい加減なんとかしてほしいですよ」  相手がそのことを自覚できるかは微妙なところだが、迷惑を被っている住民がいることには気づいてほしいものだ。<TEXT/トシタカマサ> ― シリーズ・モンスターすぎる親たち ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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