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パパ活で“あえて”お金をもらわない24歳エステティシャン。一体なぜ?

 本来はもらえるはずの報酬を、「あえてもらっていない」という奇特なパパ活女子がいる。エステサロンで働くアオイさん(仮名・24歳)は、女性らしい曲線の体つきと透き通るような肌が印象的なモデル級の美女だ。
[月2万円愛人]の深層・エステ

※写真はイメージです

報酬よりキャリアアップ。長期的展望のパパ活も

 目鼻立ちはハッキリして、気が強そうにも見えるが、口調はおっとりと優しい。彼女が友人の紹介で交際クラブに登録し、パパ活を始めたのはおよそ1年前。当初はエステサロンの独立開業を見据え、開業資金を貯める目的だったが、最近はパパ活で広がる人脈や経験にメリットを見いだしている。 「一回5万円前後をもらっていたのですが、今はお金以外の面でメリットがあればお手当はもらいません。パパにハワイに連れていってもらい、アメリカ限定のエステ資格を取得したり、普段お会いすることのない経営者やアッパー層と繋がれる飲み会に呼んでもらえることは目先のお金より価値があります」  パパ活女子のなかには大手企業でバリバリ働くキャリアウーマンもいる。彼女たちは収入に余裕があるため、お手当よりもキャリア的メリットを優先しているという。 「お小遣いの金額で安い高いとか『〇万円以下はムリ!』と騒ぐ女子もいますが、私は呼ばれたパーティで誰かしらと名刺交換や挨拶ができればそれでいいと思っています。それが仕事や今後の関係に繋がるかもしれないし」 女性 アオイさんはそう言って微笑む。はした金で一喜一憂する巷のパパ活女子のことを見下しているようにも見えた。回転率を重視して、短期間でできるだけ多くの男性と出会うのがパパ活の王道だが、彼女は明確な目的意識を持ち、無償のパパ活を続けているのだ。 「来年には表参道に個人サロンを開く予定です。その際には、今のパパに1000万円ほどの出資をしてもらう約束をしています」  たとえ1円にもならなくても、その日が来るまでアオイさんはパパの隣で微笑み続ける。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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