更新日:2023年03月28日 10:39
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心霊スポットで有名な廃墟に行ったら……次々と災いが襲い掛かってきた

お祓いを受けて事なきを得るも住職は何も教えてくれず

 しかし、その後も西川さんの肩の重さは消えず、それどころか今度は運転中に追突事故に遭ってしまう。友人たちも婚約目前の彼女に突然フラれたり、財布など身の回りのものを失くすなど不自然なくらい災いが次々と襲いかかる。 「さすがにヤバいんじゃないかと思い始めていた矢先、骨折したほうの友人から『お祓いに行かないか?』と誘われ、そいつの実家が檀家に入っているお寺でお祓いをしてもらったんです」
お祓い

写真はイメージです

 その友人によると、実家に戻った際に祖母から物凄い剣幕で「すぐにお祓いに行きなさい!」と怒られたとのこと。それで廃病院に行ってきたことを話すと「友達も一緒に受けたほうがいい」と言われ、慌てて連絡してきたそうだ。 「お寺の住職の方は詳しいことを教えてくれませんでしたが、お祓いしてもらった後に『連れてきちゃったみたいだね。でも、もう大丈夫だから』と言われました。正直、半信半疑でしたけど、確かに右肩の重さも感じなくなり、体調もウソみたいに良くなりました」  それから自分や友人たちの身に何かが襲いかかるようなことはなかったが、心霊スポットや廃墟に行くのはやめてしまった。 「たまたまだと思いたいですけど、それだけじゃ理解しきれないことが起きていたのも事実です。オバケを見たわけじゃないし、実際のところはわかりませんがこんな目に遭ってまで行きたくないですからね」  ちなみに廃病院がある一帯は現在立入禁止。祟りについては正直わからないが、場所によっては不法侵入で最悪捕まる可能性もある。そのため、肝試しで心霊スポットや廃墟を訪れる際はその辺をちゃんと確認しておくようにしよう。<TEXT/トシタカマサ> ― シリーズ・夏の悲惨な思い出 ―
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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