KEIKOがデビュー記念日に「globe愛してる」…globeの山あり谷ありヒストリー
1995年8月9日に、「Feel Like dance」でデビューしたglobe。メンバーの一人であるマーク・パンサーは、2019年のデビュー記念日に、「24歳になりました」、「これからも奇跡を信じて突っ走っていきます」と、自身のツイッターでつぶやいた。
すでにTM NETWORKとしての活躍や、プロデュースしたTRF、篠原涼子の大ヒットなどで、名声を轟かせていた小室哲哉。彼が、自らメンバーとして加わって結成したのがglobeだった。
小室は、自身が全国規模で行っていたオーディションに来たKEIKOの歌声に惚れ込むと、以前から交流がありそのオーディションでもMCをしていたマーク・パンサーと、二人でユニットを組ませようと思い付いたという。しかし最終的には、小室自身もメンバーに入ることを突然決定し、急遽3人組でデビューすることとなった。
それまでに確固たる地位を築いていた小室さんとしては、デビューに際して大きな重圧がのしかかっていたようだが、デビューシングル「Feel Like dance」は約95万枚もの売上を記録。オリコンチャートでも最高3位となり、大きな話題を集めた。
その後もglobeはヒット曲を世に送り出し続ける。1996年1月1日発売の、4thシングル「DEPARTURES」の売上は230万枚となり、ダブルミリオンを達成。さらに、これらの楽曲が収録されたglobe初めてのフルアルバム「globe」(1996年)は、当時の日本のアルバム売上記録を更新する400万枚超のメガヒットとなったのだった。
globeと並行して、安室奈美恵や華原朋美といった人気歌手のプロデュースも行っていた小室。手掛けたアーティストが「小室ファミリー」と呼ばれるまでのブームとなり、時代の寵児としてもてはやされていた。
1998年には、それまでに売り出した3つのアルバムの売上合計が1000万枚を超え、デビューからの史上最短記録となるなど、globeでの活動も順風満帆のように思えた。しかしこの頃から、“小室”というブランド力は徐々に落ち、かつてのような勢いはなくなっていく。
小室自身も、1998年に発売された宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」を聞いて、彼女の登場によって時代が変わっていくことを悟ったという。2000年頃からのglobeは、メンバー個々での活動が増えるようになり、グループとしては低調に。
一方、私生活では2002年に小室とKEIKOが結婚し、世間に大きなサプライズを与えた。
というのも、それまで小室は華原朋美と交際しメディアでラブラブな姿を見せており、KEIKOと結婚する前年には自身プロデュースのdosメンバーであるAsamiとの結婚もあったためだ。Asamiとは短期間で離婚し、その後KEIKOと結婚することになるのだが、KEIKOはglobeメンバーとして小室のそういった数々の恋愛を横目で見ていたことになるため、そんな二人のグループ内結婚は衝撃だったのである。
「#globeForever」、「#ともしびは消さない」というハッシュタグもつけられたこの投稿に反応するかのように、同じくメンバーであるKEIKOもツイート。「globeも、24歳か。。。早いものですね」、「デビューの時のステージは今でも、鮮明に覚えています。。。」と、当時を懐かしんだ。そしてツイートの最後を、「globe愛してる」という言葉と大きなハートマークで締めくくったのである。 globeといえば、90年代半ばから数々のヒット曲を生み出した音楽ユニット。しかし、グループとしての道のりは決して平坦なものではなく、まさに山あり谷ありの24年間だったといえよう。そこで来年、25周年を迎えるglobeの歴史を振り返ってみたい。globeも、24歳か。。。
tenki (@Ks_tenki) August 9, 2019
早いものですね。
デビューの時の ステージは
今でも、鮮明に覚えて
います。。。
globe愛してる
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