このような経緯もあり現在は、globeのメンバーとして表立って活動しているのは、マーク一人となっている。そのマークが、『梅沢富美男のズバッと聞きます！』（フジテレビ系）で明かしたところによれば、小室さんが引退する際に、globeの「灯火は消すな」と言われたという。

みんなの #globe 愛を全身に感じながら、無事 #グロジェネ ファイナル 東京公演を終えることができました バンドの皆様、スタッフの皆様、そしてファンの皆様、本当に本当にありがとうございました シーズン3に向けてこれからも愛と優しさをテーマに自分に厳しくタフに突っ走っていきます#GLOBISM pic.twitter.com/myQAYI9Kpk

— マーク・パンサー (@marcpanther) August 18, 2019

　また、近頃ではカラオケに行くほど回復し、人前で歌うことに対して意欲的なツイートをしたこともあるKEIKOとも、マークは連絡を取り合っている様子。令和初日の5月1日にマークが大分で仕事があった際には、KEIKOに直接会いに行き、元気な姿を確認したようだ。 　東京オリンピックという大イベントが開催される2020年に、globeはデビュー25周年を迎える。オリンピックの閉会式が8月9日ということもあり、それまでglobeを維持していれば、盛り上がるのが好きな小室が戻ってきてくれるかもしれないと、マークは一人、奇跡を信じて活動を続ける所存のようだ。 　――紆余曲折を経て、24周年を迎えたglobe。心に残る名曲をたくさん残してきたグループなだけに、多くのファンが復活を期待していることだろう。＜文／後藤拓也（A4studio）＞