「黒沢」でギャルが連想するもの、ダントツは…
同じ言葉でも、そこから連想するものは年代や趣味、職業によって違うもの。というわけで、巣鴨のお年寄り、秋葉原のオタク、渋谷のギャルへの街頭取材と、一般的な20~40代男女100人へのアンケートを実施。どんな回答が飛び出すか? そしてアナタの連想は?
Q:黒沢といえば?
一般アンケートでは7割が映画監督の黒澤明と回答。お年寄りも3分の2は同回答だが、「下の名前は忘れたけど映画監督」(75歳・男)と言う人が多数だった。なかには「トシオ……いや、違う。明。何でトシオなんて言ったんだろ。俺、黒沢トシオなんて知らないのに」(70歳・男)と混乱してた人もいたが、俳優に黒沢年雄ってちゃんといますから。女性では年雄を挙げる人もいて、「あの人、ちょっとスケベそう」(67歳・女)なんて、いらんことまで言う人も。
ギャルでダントツに多かったのは、森三中の黒沢かずこ。少数派ながら「監督」と答えるコもいたが、黒沢かずこが監督した映画『クロサワ映画』の元ネタが“黒澤明の映画”ということはほとんどのギャルが知らなかった。まあ、それはまだしも、「黒沢といえば……牛でそんな種類あったよね?」(16歳・高校生)ってのは、黒毛牛と米沢牛が混ざってないか?
アキバ組では「森三中の黒沢さん。カワイイです」(21歳・女・飲食)、「黒澤明。世界のクロサワだから」(24歳・男・建設)も挙がったが、一番人気はマンガの『最強伝説 黒沢』。しかも、「愛読していて親近感がある。『カイジ』(同作家の作品)より好きかも」(26歳・男・フリーター)、「最終回が打ち切りによるものだったと知り、悲しくなった」(31歳・男・出版)と、思い入れもたっぷりですー。
イラスト/カネシゲタカシ
― 「◯◯といえば?」で連想するもの大調査【4】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ