更新日:2019年12月16日 14:34
エンタメ

DAIGOの実は堅実すぎる生き方、総理の孫でも庶民派を貫く!?

小渕元総理にもらった「5万円」のお年玉に歓喜

 DAIGOが中学生だった頃、お正月に竹下の家へ行くと、多くの政治家が訪ねて来ていたそうだ。そのなかには、当時の総理大臣・小渕恵三の姿も。  当時のDAIGOが、竹下からもらっていたお年玉は、庶民的な額である1万円だったそうなのだが、偶然顔をあわせた小渕からは5万円ももらえたそうで、思春期の彼は相当に喜んだという。
 このことについてDAIGOは、2018年4月に放送された『ゆく時代くる時代~平成最後の日スペシャル~』(NHK総合)において、「俺のなかで、小渕さんがおじいちゃんよりも支持率超えた」とコメント。このユーモラスな発言には、スタジオが笑いで包まれたという。

下積みミュージシャン時代、あえて“総理の孫”を隠し続けたストイックさ

   大学中退後にインディーズバンドを結成し、アーティストとしての活動を始めたDAIGO。歌唱力の評価は低くなかったようだが、大きな結果は残せずに解散してしまう。その後にソロ活動を始め、DAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビュー。事務所移籍後は、3人組ロックバンド・BREAKERZを結成し、単独での日本武道館ライブを開催するなど、さらなる飛躍を遂げた。
 興味深いのが、下積み時代のDAIGOは “総理の孫”という身の上を伏せていたというところだ。このことを明かすきっかけとなったテレビ番組も、“総理の孫”として出演してほしいというオファーがあったのは、姉の影木。表に出るタイプではなかった姉の働きかけによって、彼がメインの企画に変わったのだとか。  DAIGOがそれまで、ロックミュージシャンとしてストイックに活動を続けていたのは、祖父の名前を出すことで、「何かパワーを使っただろう」と思われるのが嫌だったからだという。しかし、29歳という年齢を迎え、「30手前で、もう後が無いぞ」と思ったことから番組に出演し、この千載一遇のチャンスを見事ブレイクにつなげたようだ。  ――ストイックで生真面目で、頭の回転が速くて人柄が良いというDAIGOは、今のテレビ界にとって貴重な存在だろう。この先も変わらず、活躍を続けていくに違いない。<文/TND幽介(A4studio)>
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