帰省ラッシュの悲劇。自由席は人で溢れかえり、大阪のおばちゃん集団に…
―[特集「年末年始」]―
年末は帰省ラッシュの影響で、アクシデントやハプニングに遭遇する人もいる。
人材派遣会社の営業の及川芳光さん(仮名・38歳)もその1人。最悪だった去年の帰省について語ってくれた。
人で溢れかえる自由席、やっと座れたが…
カバンに耳栓が入っていることを思い出した及川さんは、取り出して耳をふさいでみたが、おばちゃんたちの嬌声は耳栓を突き破るほどだったそうだ。
だが、寝るのを諦めスマホを手に取った時、思わぬ幸運が訪れる。地元福岡の同級生からLINEが届いたというのだ。
「いま実家に帰っとうと?」。懐かしさが広がったという。
「LINEの相手は初恋の博子さんでした。同級生のアイドルで、僕もずっと好きで。舞い上がりましたよ」
おばちゃんたちのやかましい話し声に耐え切れなくなっていたこともあり、及川さんはスマホを握りしめてデッキに向かったと話す。
「『久しぶり』と電話をしました。なんと、彼女はバツイチになっていたんです。僕もバツイチということもあり、彼女にアタックしたくなって。『福岡で会おうよ』と誘ったんですよ。『今夜は無理かもしれないから、明日にでも会えない?』と。必死でしたね」
ところが、及川さんの期待は大きく外れてしまったという。
「その日の夜に、両親がいる宮崎の実家に帰るのだというんです。早いうちに飛行機のチケットをとっていれば博子さんに会えたかもしれなかったのにと、がっくりしました」
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