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ビジネスの世界に「万人受けは不要」歌舞伎町の女社長が語る

 生き馬の目を抜くビジネスシーン、成功を収める人は何が違うのか。広島からキャバ嬢になるため、カバンひとつで上京。外資系IT企業を経て、2003年にキャバクラ「アップス」を起業。現在は年商10億円の同グループ代表を務める内野彩華さん
内野彩華

内野彩華さん

 今回、「日刊SPA!」での連載をもとに、成功に至るまでの経緯と秘訣をまとめた新刊『成り上がる女の法則』(扶桑社)が発売。年商10億円規模のグループを率いる内野さんに、男が成り上がる秘訣を聞いた。

上京したら何者かになってやる

――連載をまとめて本にしようと思ったきっかけは? 内野彩華(以下、内野):もともと「日刊SPA!」で連載をはじめたときは全然違うテーマだったんです。「一流のビジネスマンの欲望力」みたいなテーマだったかと思います。ただ、2年間、連載を続けていくうちにいろいろなテーマの記事が溜まってきたので、「まとめて本にしませんか?」と提案をいただきました。 ――書籍の「成り上がる」というテーマは? 内野:連載記事にも書かせていただきましたが僭越ながら、大好きな矢沢永吉さんの本『成り上がり』から拝借しました。うちの店の「アップス」という名前の由来も英語の「アップスタート」という言葉からとったもので、「成り上がり」「成金」という意味です。  上京前、広島時代にいろいろと悔しい経験をしたせいで「上京したら何者かになってやる」と強く思っていたんです。何が人生の幸せかはわかりませんが、そんな上昇志向が強すぎたために、わたしは人生のいろいろな場面で苦労しました。そこから学んだ自分なりのメッセージを込めたつもりです。

野心を表に出して生きるきっかけ

――上昇志向が強い生き方には憧れますか? 内野:私自身、エネルギッシュに生きている人が好きですし、本の中でも紹介させていただきましたが、歌舞伎町で出会うお客様の中にはエネルギーの塊のような人も多くいます。たとえば、その一人で、金貸しの山口さん(仮名)は、私が野心を表に出して生きるきっかけになった一人。お金の使い方も豪快ですし、「俺は、人よりおいしいものを食べるために金貸しになった。だから、人を蹴落としてだって前に進んで行く」というのが口癖でした。  食事をしたときに、あれこれ勝手に大量に注文してしまう山口さんを「もうちょっと少なめに注文しようよ」と何度文句を言ったかわかりません(笑)。山口さんは数年前に癌を患って死んでしまいましたが、自ら代償を払う覚悟があるからこそ、豪快な生き方だったと言えるんだと思います。
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小さい山のお山の大将になる
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劣等感を力に変える 成り上がる女の法則

劣等感まみれでもOK!成り上がる人が知るべき5つの法則

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